ふぁーふぁの日記

2005年02月22日(火)

友達の版画の個展があって今日の5時までだったから慌ててかけこんだ。行くと友達ははじのほうにいて会場のいすとかおいてあるおもてなしスペースでおばさん2人がしゃべってる。…あれ?ここは喫茶店?ていうくらいおばさん2人は世間話に花がさいていた。ま、いいや。と、友達に軽く挨拶して一人版画をながめてたらおばさん一人帰って行って、友達がもう一人のおばさんと話はじめた。で、作品を見終わって、友達に話し掛けるとコーヒーをだされたので座った。すると一人残っていたおばさんと友達とのはなしにあたしもくわわることとなり、そのおばさんは子供に美術を教える教室をやってるらしくそんな話題だった。直感的にあたしはそのおばさんが苦手だった。なので自分の中であまり話しがはずまない。でもそのおばさんは、「女は30代までよ。いまのうちよ。」みたいなことを何回も言ってきた。あたしはこれから先も自分のペースで自分の好きなことができて楽しく生きていけたらいいなって思ってるんだけど、「それは贅沢だ。」みたいに言われた。そのおばさんは結婚する前、油絵をやってて結婚してから10年間は何もやらなかったらしい。で、10年たってからまた再開したときのブランクは大きかった。とりもどすの(技術を)が大変だった。って、力強く言われた。だから一つのことをやりつづけるためには一つのことを犠牲にしなければだめだ。みたいに言われた。(結婚するなら油絵をあきらめ、油絵をやるなら結婚をあきらめ、って感じ)あたしにはよく理解できない話だ。だって油絵をやりたかったらやればいいし、別にブランクなんてあったって技術がおちてたってその時にしか描けないものってあるよなぁって思う。あたしが、「結婚もできたらしたいし、仕事もするだろうし、創作も続けたい」って言うと「それはムリ」って断言された。うぅむ。自分のペースなんだからムリって言われてもなぁ。あたしはどれかを極めたいわけではなく、それぞれバランスよくやっていきたいんだってやんわり言うと「まぁがんばんなさい」みたいに言われた。…やっぱり直感どおり苦手な人だった。おばさんはあたしより何十年も長く生きてきて自分の考えがあって聞かせてくれるのはいいんだけど…ブランクがあって技術がおちたって創作することが楽しければいいと思うんだけどなぁ。それじゃ自己満足なんかな。

その後 エイプリルの七面鳥って映画を観に行った。ギルバートグレイプの原作脚本の人が作った映画で最高に号泣した。家族愛だ。あたしは家族とあまり話ができない。この映画観てそれをまた反省した。でも家に帰ってきて母親と話すときはまたそっけなくなってしまった。全然反省できてない…。はぁぁ。


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