2004年08月04日(水) がっかりだ!
今日も暇で、暇というものはこんなに苦痛なのかと、斜め前でいつも振替伝票をめくるだけで三時間ぐらい過ごすおじさんを神のように思う(うちの課は課長しか一生懸命仕事してない)。いや、ほんと、仕事ください。適度に仕事ください。俺、リストラって、かなり鬱になります。新手のいじめかと思うぐらいです(でもほんとに仕事がない。明日もない。鬱だ……)。
そんな鬱な私が帰ったときに待ち受けていたのは……。
「オレオレ詐欺に遭いそうになった!」
という興奮気味な母の一言であった……。
オレオレ詐欺……。
どこのボケた人が遭うものかと思っていたら――うちの母かよ_| ̄|○
母の話によるとちょっと設定が入り組んだ詐欺でして。
警察の人から電話があって。
うちの長男が事故を起こしたという。
相手の車は旦那と臨月妊婦が乗っていて、破水したとのこと。
んで兄が一方的に悪くて、双方ともに示談を要求。
示談のために、早急に499万円をよこせという――。
「だからお母さん、家の中のお金をかき集めて」
待て。
おかしいだろ。
なんで示談で警察がいきなり金を請求するんだよ。
と、言うと。
「警察の人、代理でやってくれているっていうから。早くお金を送金しないと、三十分以内にあげないと、拘留されるっていうから」
待て。
それ、仮に警察だったら収賄罪とか適用されるだろ。
銀行に早くいけ、金を下ろせと言われたそうですが、母はそこまで動かなかった。そのうちに、相談していた父から電話。
「あいつ(=兄)、元気だぞ」
――ってなわけで、金を奪われずに済んだらしいですが。
あの――おかしいから。
ってことに、何故、気づかないのか、母よ……。
お兄ちゃんに代われって言わなかったのか、と聞くと、
「お兄ちゃん、動揺していておいおい泣いてるだけでだめだっていうから。
後ろで、泣いている声してたけど、どうもおかしい気がしてたのよね」
そんな演技まで……(ちなみに電話での登場人物は三人いたらしい)。
ちょっとアホくさくなってきましたが、どうしてそんなものに騙されそうになるのか。どう考えても母がアホです。
同じように、悪徳商法にひっかかる奴はどんなのだ……と思っていたら。
今日、兄が、昔、半年で六十万円の教材というのを買っていたらしい……。
がっかりしました、我が家族に。_| ̄|○
私は無料エステにいって、エステしませんかと勧誘され、月々何円まで払えますかと聞かれ、エステであるにもかかわらず、
「月五千円なら……」
といい(だが払う気はない)、エステのお姉さんが苦肉の策に一生懸命プランを考えてくださったものの、それでもボーナス月は二万円! などという話をしてきやがりました。ありえん。誰が払うか。
というわけで、ひの、
「こんなものに払う金はない」
みたいなことを言って去りました。
なんていうか……お金は……気をつけた方がイイデスヨ……。
って、うちの家族がバカなのかもしれんがな……。