2004年07月26日(月) たまに自作品について思うことがある。(宣伝含んでるらしい)
いや、たまにじゃない。
最近、なんだかラブコメもの(バカプル系含む)をやたら読んだ気がするのだ。
そんで思ったのだ。
俺んち、エロい言われるが、別にエロくねーよ。
しかし後ろめたい思いがあるので文字が小さい……。
いやね。
私が心がけていることとかありましてね。
具体的には一度たりとも書いていないんですよ……全てぼかすんですよ……。
ウソダ、と思われてる方。
いや、振り返ってみようじゃないか。全ての作品を。読んだことある方は、それを思い出してくれ、っていや忘れてるだろうから別にどっちでもいいや。
以下、いいわけである。いいぜ、全作品振り返ろう。
つまり、ここで自作品の宣伝を兼ねるわけである。
いや、宣伝といっても我が家の日記だから宣伝になるのか。まぁいいか。
「転がる坂道」
なんと、そういう要素が一切ない。
これは奇跡に近い気がする(何)。初期だからか……。
「自殺マンション」
なんと、そういう要素は主人公順平の独白によるもののみである。
奇跡に近い気がしないでもないが、この話でいきなりそんなものが入っていたら、ある意味、神だろう……(上のもそうか……)。
「あなたがほしい」
出てきた。
しかし、まぁ、これは話の都合上である。彼氏とどんな関係なのか書くためだけである。しかも、行為自体は書いていない。
それにこの話のテーマは友情だ。女の友情。絡め、男。そんな感じで挿話として挟んであるだけである(いや、けっこう関わってる気もするが……)。
「チョコレートの恋」
これは臭い。
甘々しい匂いでいっぱいだ。
いやだからといってそんな要素はない。せいぜいちゅーだけである。
なのに、読み返したくないのはどうしてか。
「バラエティ」
これはいい。
いや、いいっていう意味は、エロくもなくラブによる恥ずかしさもないという意味である。文章は最低ぐらいである。
「サクラ、サク。」
目指せティーンズハート、少女小説。
なのでそんなシーンがあったら問題だろう。
「おしまい。」「待ち人」
たかだか2枚や3枚でそんなん書いては……もうだめぽと言いたくなる。
つまり大丈夫。
「スカートの中」
タイトルからして問題作。
いや、しかし、中身はやはり具体的にそんな描写してないし、最後まで至っていないし。
しかし具体描写していないのがいけなかった。
ただ、一言、「スカートの中にいた」。
これが結構ストレートすぎたらしい。えっちいらしい。
いや、えっちいのはこの文ごときで想像した読者である(何)。
「共有論」
彼氏と彼女が電話している話。
そこでそんなものが出てきたら、「お前らテレクラか」と突っ込まねばいけないだろう。いや、別にいいけどさ、それは人の勝手だけどさ、だけどそれが小説になったとして、そんな話を読んで面白いか?(どうでもいいが、この話の人物が解らない人には、そうでなくとも微妙なのだから絶対面白くも何ともない)
「夜明け前」
ない。むしろ純愛である(←そんなもの決してテーマにはしていません。むしろ成り行きです)。
いや、書いてはいないんだが、バックボーンではもちろんだ(何が)。
「オトモダチ同盟」
問題作。
しかしこの中において決してそういうエロなシーンはない。むしろギャグだ。ギャグと認めてくれ。
もし考えたとすれば、えっちいのはこの二人の関係を想像した(以下略)。
「コンプレックス」シリーズ
大問題作。
この作品によってひののエロが位置付けられたも同然。
やはりひのは具体描写を極めて避けている。避けて避けて避けて間接描写。
しかし間接描写がいけなかった。
直接描写よりエロいと言われる始末。なぜだ。エロを避けてエロい言われるなんて。なんて理不尽な。
今でもこれがエロいとは思っていない。だが、言われる。なぜだ。大体、主人公、十四だろ(十四に見えんけど)。
いや、まあ、間接描写でえっちいと言われるなんて。えっちいのは間接描写から直接を想像した(以下略)。
「僕たちの日常」
これは健康を意識した話である。テーマは健全である。ごめん、嘘です。
だが、健全なのは確かである。不健全なのは周りの人である。
しかし読めば私がどれだけそういうものを排除したのか、苦労が伺えるというものだろう。
「幸福論」
上が健全すぎた。_| ̄|○
いや、違う、欲望に沿って動いている彼女がそういうの嫌いなわけないじゃないか。当然じゃないか。そういう証明結果がエロに導かれていったわけである。
どうでもいいが、エロ度は私の中で最大である。ロリータぶっちぎりである。
何がいけなかったかって、やはり何も表現せずに会話だけで示した、
「俺のを先に紐解いてどーすんだ」
辺りがいけなかった。
つまり描写として書いてはいないが、想像はできるように書かれている(といいなあ←希望)。結論、想像した読者が(以下略)。
「正しい奴隷の育て方」
健全。そんな要素もない。
さすが唯一のファンタジーといったところか。
いや、けっこう長いこと書いているが、ダーウィンがミルヒに手を出したりしたら、犯罪にしか思えない私がいる。冷静だ、俺。
――と、こんな感じだ。
書いてみて明らかになったことがある。
やっぱそんなエロくは……。
いや、だって、本当に私が読んだところはエロかったんですよ。直接エロかったんですよ。同じバカプルでも絶対に健全さが違いますよ。ええ、ほんとに。
というわけで、エロくない。
そういう主張をして終わる。
番外編。
「10オーバー」
ない。
事実があったという会話のみである。会話ったってさらっと流してる。
いや、この話は雰囲気のみなので、そういうのも雰囲気で流したのである。雰囲気小説ですから。
「落失物」
エロいよりもなんというか。
でも、これも避けたのですよ。そんなん書くよりもずっと重要なことが。
最近読み返しました。勢い確か二日で書いた割には結構気に入っている。粗いけど。