2004年07月07日(水) ネタ。
なぜ、毎日書くのでしょう。
早く目次を埋めたいから。
だって、今、空白が多すぎません?
そうじゃありません?
でもネタがありません。
どうしよう。
というわけで、小説の没ネタ披露でもしようかと思います。
タイトルは「せいぎのみかた」。
ひらがななのはアレです。漢字だと普通だから。
ひのの感性なんてそんなものです。
というか、ネタ自体がぽしゃってるので、感性もクソもない気がするんだが。まあいい。
では、以下ネタの中身。
ちなみに主人公は中学生男子の予定(いや、繰り返しますがネタ自体ぽしゃってます)。
「父さんがリストラされたんだ……」
「そうなの? でも、すぐに職見つかるよー」
のんきな彼女はそう言う。
でもそうだろうか。そんな簡単にいまのご時世に見つかるだろうか……。
そんなある日。父は仕事を見つけた。
「父さんな。決めたよ。
正義の味方になる」
「……ハイ?」
「昔から憧れていたんだ!」
「ちょっと待て! そんなんでいいのか! 母さん! かあさーん!」
「あら。お母さんは、賛成よ? 素敵じゃない……!」
……馬鹿な両親。辟易する。
「すごいね! じゃ、スーパーマンなんだ!」
……彼女もこの反応か。もしかして僕はわざと馬鹿な人間ばかり選んでいるんじゃないだろうか。
正義の味方になった父は。
悪を成敗するために。
――毎日、道に落ちている空き缶を拾っている。
「これも正義のためだ!」
――ホームレスかよ!
こんな時代に自称正義の味方が悪をこらしめることができるか?
できるはずがない。
父の仕事は町内清掃だけ。いや、必要だけど。
それは父の望んだ正義の味方だろうか。
だけど。
なんと。
彼女がたまたまコンビニにいったら。
コンビニ強盗に捕まった!
たてこもる強盗。
僕はコンビニの前で立ち尽くすだけ。
助けて。だれか、彼女を助けて――!
動けない僕の前に立ちはだかったのは。
正義の味方。父だった――!
――というネタを思いついたのですが。
どうも、アレよね、と思ってぽしゃりました。
ちなみに最後のオチも作ってあります。
実は、コンビニ強盗は父と仲間の狂言。
正義の味方っぷりを息子に見せ付けるためだけに実行。
で。なんで父がリストラされて正義の味方になったのかというと。
実はリストラではなく、自主退社でして。
父、癌に冒されていて。ひどいやつに。
それで後の人生好きに生きようとしてそうなってしまったという設定で。
母も「好きに生きて欲しい」という想いから正義の味方を容認。
んで、父は狂言コンビニ強盗が終わって倒れこんでしまい。
エピローグは病院なわけです。
まあ、意外とオチまで考えてあったわけなんですが。
でも、アレよね……なんていうか……うん……。
書く気が全く起きない(考えておきながら)。