flimsy−eXcuse
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例えばピアノはあるだけで狂っていく 常に誰かの手によってなおされるのを待ってる。 それがあるだけで、自分の重さで駄目になっていくのならば 此処に突っ立ってる僕はまさにその通り。
その指で弾いてくれ―。 少ししびれるAの音―。
耳にするたび解き放たれてこっそり唄いだす。 我が物顔の音符ども いずれ綺麗にすべて流れてなくなるのかもしれない。 禁止された空気に呑まれて叫んでみる。 本当は僕、泣きたいだけなのか・・・。
何もかも捨てていこう 世界に舌を巻きながら また目を閉じて もう一度目を覚ます 日が暮れてゆく ゆっくりと
常に何処となく重い身体 ゆっくりと横たえて 見れなくなった夢のように 不愉快に耳につくようになってた 僕の身体に溜まったものを 君は欲しいと思うだろうか 何かが音をたてて崩れ始めていく。 本当は僕、消えてなくなるのか・・・。
眠ることなく行きかう人 何処から来て何処へ行く 人並み漕ぎ出せば そこにたどり着くのか―。
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