| 2004年07月29日(木) |
渋沢さんごめんなさい |
キャプテンの誕生日より自分の生活が大事でした。 祝えなくてごめんなさいキャプテン・・・!! もっと計画的に労働します、これからは。
昨日夜中に干した洗濯物、乾いてました・・・。 半ば自棄で台風待ち構えてたらあっさり逸れたようで拍子抜け。 ・・・あれ?逸れたんじゃないんですか?最近天気予報はどこぞの誰かさんと同じく、専ら勘でございますのでわからないんです。 流石にAECも台風進路図までは掴めまい(つかめたら怖い)。
大して動きの無い一日だったので、今の私は口を開けばライトが、ライトがと言いそうです。 これがオタクの真骨頂だなと思ってます。 可愛すぎてデスノサイト回ってたら先のことを知ってしまってちょっぴりショックでしたが。単行本派の悩みですねこれは。 ライトに対する完璧な攻めが出てきたら私はジャンプをもう一度買い始めると思います。 でもデスノ部屋は作りません笛で手一杯なので。 そうだよ、笛を、イチイさんと約束した圭真と他の方と約束した水辺で藤真を書き上げなければ・・・!! そういやイチイサン、圭真なんすか?圭介+真田なんすか?ついでに表裏も指定していただけるとありがたい。(思いっきり私信。最初に書け)
またデスノを読みたいなぁ。だけど瞼の上と下が結婚したがってる。 ちなみに私は週末結婚や別居婚にあこがれます。 ・・・・つまり眠くて瞼が塞がりそうという。
そういうわけでライトの夢が見れるといいなと思いつつ仮眠を取ります。 おやすみなさい。
仮眠を取ったら元気になったので久しぶりに文章を書いてみましたが、渋沢生誕日の割りに、いつもどおりくっらいので物好きな方だけどうぞ。 渋沢さんと藤代がいますができてるかどうかは甚だ不明です。
大きな何かが蠢いているのに見ない振りをした。
僕の足元で
『退部届 都合により、部活を辞めさせていただきます。今までお世話になりました。』
お世辞にも綺麗とは言い難い大きな文字が、虚勢を張っているように見えた。 自分が受け取る立場になる以前からも、同級生や先輩、後輩が同じように、黄ばんだスポーツバッグに似合わない真っ白な書状を携えて、監督やその時々のキャプテンに会いにいくのを見ていた。 幾人かは引きとめられ、また幾人かはそれすらされずに、ほんの紙切れ一枚でそれまでの努力と苦しみを放棄した。 確かにサッカー選手になれるのは一握りであるし、彼らには先見の明があったと言ってもいいのかもしれない。 けれども、それでも、そこまで思い至る過程は理解し難かった。
「仕方ないんじゃないっすか、だって先輩上手いし」
帰ってろと言ったのに。 いつもの如く、言う事を聞かないから、彼までその気まずい空間に触れてしまったのだ。 小刻みに震える指先で、汗の滲んで皺になったその手紙を俺に渡した新入生にも。 酷く居心地の悪い思いをさせてしまった。
もっとも、目の前で部誌を物珍しそうに眺める藤代が、辞めていく彼に対してほんの少しの侮蔑というか、馬鹿だなぁとでも言いたげな笑みを浮かべたのを垣間見ているので、彼はそんなに気にしていないのかもしれない。
「藤代、早く荷物まとめとけ。俺も着替えたら、施錠するから」 「先輩俺の言ったこと無視してるでしょー。」 「お前の言ってることは飛躍しすぎなんだ・・・」 「だからつまり、上手い人にはわからない、ってことですよ」
何が。 問い返さなくとも、藤代が何を指しているかは明白だった。
”どうして辞めていくのかがわからない”
そうはっきりと言ったつもりはないのだが、彼には伝わってしまったのだろうか。
でも、
「・・・確かに、俺はある程度の成果は出してるが。お前だって、そうじゃないのか」
同類に非難の色を交えたことを言われるのは、なんだかフェアじゃ無い気がする。 ほんの少し力を加えると、ロッカーの、ステンレスの扉が軽い音を立てて閉じられた。
「そりゃ、俺はそうですけど。なんつーか、先輩とは違うって言うか。俺は最初っから、そういうのがあるってのを知ってるけど、 気にしないし。」
ぎ、と軋んだ椅子が傾いて、藤代の踵がテーブルに乗る。 危ないとか、行儀が悪いとか注意すべきだったのかもしれない。 けれどそれより、何か悟っているような彼の言葉が気になって。 沈黙で続きを促した。
「だからですね。先輩と俺は一個、凄く違うとこがあるんです、」 「何、」 「だって先輩見えてない振りしてるから。」
足元で何か、それこそ俺の嫌いな爬虫類か何かが這うような、ざわざわした感触が広がった。
「先輩見えてるのに、優しいから、呼び戻すことも出来ないし、かといって俺みたいに気にしないでいることも出来ない」
藤代の話はいつもよく飛躍して、これもきっとそんな感じで自分の中で作られた言葉だから抽象的なのだけど、 なんとなく、わかって、しまう。 それは俺の平素の行いや思いに引っ掛かるところがあるからに他ならない。
「下なんか見てちゃ駄目ですよ。先輩絶対プロになるんだし。沢山の人間が足元にいるってこと切り捨てないと、その優しさが命取りになるかも知れないですよ。きっと」
じ、と見据えてきた黒い瞳は真剣で、それはもしかして自分自身にも言い聞かせているのかも知れないと思った。 藤代は強がりだから。 こう言うことで、自分も割り切ろうとしてるのかもしれない。
俺の足元に。沢山、沢山の、なにか蠢くものがあって、 足を取られることはないと知っていたから、見て見ぬ振りをしてきた。 彼はそれを優しさといったけれど、俺に言わせればそれは弱さで、あってはならないもの。 自分の弱さに蓋をして、それで、大丈夫だと思っていた。けど。
それが彼の言うように、命取りになるというのなら。 捨てなければならない。 部のためなんかじゃなく、自分のエゴのためだけに。
「迷ったら、駄目ですよ、先輩」
妙に心配そうな声が耳に響いた。 大丈夫だよ、藤代。 お前だけ置いていったりはしないから。 頭を撫でると、くすぐったそうに笑う。
こんなこと言っておいて、俺のエゴは彼すら捨てていくのかも知れないけれど。
一つ、決心をした。
うーん・・・・書けない・・・(苦) 苦しいついでにもう一つ、稲本さんがフラムから出されるようで・・・悲しい。移籍金とかいいじゃないか別に。選手のやりたい気持ちを最大限汲んであげたってバチは当たらないよーきっと。 欧州でもっと頑張ってほしいなぁ。
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