▽ 通勤に高速道路を利用しています。 ベイエリアを走る眺めのイイ高速です。 道も空いています。 朝はほぼ同じ時間を走るのですが, 1回/2週か1回/月に1度ほど遭遇する車がいます。 頻度はマチマチかもしれません。
▽ それは真っ赤なニュー・ビートル。 空いていて秋の香り漂う朝のハイウェイには眩しい赤です。
▽ ルームミラーに赤い影が見えた瞬間に胸にピリリと刺激が来ます。 アクセルを踏み込んで100km/hあたりから 130前後にまで加速します。 赤い稲妻は当たり前の様に150超で迫ってきます。
Hシステムが近付くアナウンスが車内に響きます。 僕も人の子,罰金は惜しいので90まで落とします。 その横を赤い稲妻は瞬く間に抜き去っていきます。
▽ そこから勝負です。 150前後で後ろに貼り付きます。 赤い稲妻と同じメーカーの車ですが,排気量でやや劣ります。 けどBGMとIQでは(きっと)負けてません。 しかし・・・性能の差は埋まりようがないのが現実。 『モビルスーツの性能のおかげだ』という ランバラルの台詞がリフレインします。
▽ 赤い稲妻とのランデヴはいつも約4kmほど。 Hシステムを無視したり,料金所のETCレーンを 100km/hで抜けたりなんて。 お行儀の良い成年男子にはムリです。
▽ けどいつかシャア専用ザクで勝負したいです。 赤い稲妻のリアウインドウに並ぶぬいぐるみを見ながら, 右運転席で涼しい顔をしているカワイイ女性を見ながら, 覚えやすい「△△−◇◇」のナンバーを見ながら, いっつも思います。
街であったら声かけさせて頂きます。
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