霧雨に霞むテールランプ歩道の街灯が 青白いグラデーションを描きながら明滅する「速く過ぎたと感じる時間」 「長かったと感じる時間」そんな台詞に 惑わされるな時間は速くもなく 遅くもなく 永遠のトキを ただ刻むもの 時間は いつの時代も どんな場所でも 誰に対しても 素直に そして毅然に 流れてゆく涙に霞むテールランプ灰色(にびいろ)の夜明けが また次なる期待を抱かせる