僕と君と世界の距離を

2006年04月12日(水) フィクション

責められる筋合いも権利も相手にはない。

それは本当にそうだけど

ただつらいと言わせてしまったことが
ぎゅっと笑顔をつくらせてしまったことが
声も漏らさず涙を流させてしまったことが

ただただ苦しかった

ほんとうのことなんて言わなくても良かった
でもどうすればいいかもわからなかった

二人でないた
たくさんないた

ぼんやりと
お互いに幼いんだと思った

ちっとも冷静じゃない
ちっとも大人じゃない

こんな風にこどものままで
ままごとみたいなやり方で
生きていけるものなんだろうか


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