僕と君と世界の距離を

2004年02月04日(水) 似て非なるもの

似ているけれど、異なっているということ。
異なっているけれど、似ているということ。

そのどちらも認めることができなくては
どちらも分かることができないんじゃないかと。

親から子への影響力は想像もつかないくらい
細微にわたって自分の中にあって、
それを全て知っていたいと思ってます。
無理でも。知りたいなー。

親子をテーマにされると色々弱いです。
弱いっつか親子って怖いなと。
親子関係って一番我を失っている関係な気がするので。
我を失うって変な表現ですね…(汗)
なんていうか、「当たり前」としていることが
多すぎて歪みに気付きにくいというか。
歪むのが悪いわけじゃなく
(ほとんどの人間の関係って歪んでいると思いますし
曲がってるからこそ良くも悪くも人間なんだとも思います)
気付かないことが問題というか、問題にするようなことでも
ないかもしれないけど、なんか引っ掛かるつうか…。
(はい、久しぶりにわけがわからなくなりました)

ちなみに↑これは「僕と彼女と彼女の生きる道」の
感想なんですが。…感想?

私はまだ「僕の生きる道」を見ていなくて
今回が初めてのこのシリーズですが
びっくりしたのは脚本がとても丁寧なことです。
書いた人はひとつのテーマを何度も何度も角度を変えて
深く深く追求していきたい人なんだろうなあと思いました。
本当に丁寧だ。ひとつひとつのやり取りに無駄が無くて
横に広がりはしないだろうけどなんでもないシーンに
胸を打たれたりする。

毎回見ていて心があったかくなるのは
てつろうとりんちゃんの夕食が
ちょっとずつ、ちょっとずつ手が加えられている
モノになっていっているとこです。
こういうちょっとずつの小さいシーンの積み重ねが
あるからあまり派手でない(山にしては小さめ)
要所要所の言葉が響くんだと思いました。


 < 過去  INDEX  未来 >


かい [MAIL]

My追加