息子の右手 - 2004年11月29日(月) 今日、仕事から帰宅すると五年生の長男が右手に添え木をされて 包帯でぐるぐる巻きにされていた びっくりしてどうしたのかと尋ねると 黒板を殴ったという あの子は授業中でも帽子をかぶったまま・・ 帽子を取ると不安だと言う その事は先生とも相談して担任の先生も無理にとらせないようにすると いってくれていた でも今日、音楽の先生に帽子を取るように言われそれを拒否したら 無理やり帽子を取られたという それが納得いかなくてそれでも先生は殴れないから 黒板を思いっきり殴ったらしい 病院に連れていくと指の骨が二本折れていた・・ たいしたことは無かったけど全治4週間 エンピツもお箸ももてなくてしばらく大変そうだ 息子が帽子を手放せなくなったのは私が離婚した後 父親が大事にしていた帽子を息子がもらったときからの様な気がする もともと帽子が大好きだったのでとても嬉しかったらしく それからその帽子ばかりかぶっていた 一ヶ月くらい前にその帽子のつばが折れてしまい縁もほつれてしまった時 普段、物を大事にしないことでいつも私に怒られてたくらいなのに そう聞いて来た事を思いだして胸が詰まった あの子を不安にさせているのは私なのかな・・ 今日、あの子の右手を見て その手の痛みがあの子の心の痛みの様な気がしてならなかった -
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