SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年06月25日(土) いま、会いにゆきます

観た。

案の定、ボロ泣き。


あかん。


子役がうちのチビに似てる・・・気がした。

物語に子供がいると、よけいにあかんねんて。


タイトルの謎も、なるほど!と思った。

運命に向かう、その愛の深さに、

運命を知っても、それでも愛する者のそばに

愛する者を生み育みゆこうとする彼女の強さに、また泣いた。


『黄泉がえり』(これも竹内結子さんだ)や

『セカチュウ』や

かけがえのないものを失う「喪失の物語」を

“純愛”ともてはやす風潮はいかがなものかと思うが、

僕の人生、残された時間の中で、

愛する誰かを幸せにする事、

他人を幸福にする事、

精一杯悔いなく生きること、

こう言う映画を観て、また学ぶ。

忘れないようにしないと・・・ね。



追記:

僕の大好きな歌のひとつに、
この映画のシチュエーションによく似た歌詞がありました。
おそらく、この映画からインスパイアを受けたかもしれません・・・。

映画のラスト、
オレンジ@ンジが映画の余韻をぶち壊した感がありました
(FUNの方、ゴメンなさい。いい歌かも・・・ですが)

知らないうちに僕はこの歌を、
映画の終わりに口ずさんでいました・・・。




君に捧げるラブソング / 浜田 省吾



もう行かなきゃと手を振る 君の後姿を見送って
ここで強く生きてく

季節はずれの 台風顔負けの 低気圧が
窓や屋根に 雨をたたきつけて 荒れ狂ってる

ベットルームに 目を覚ました
君が居るような 気がしてさ
思わず名前を 呼びそうになる

目を閉じれば君がいる この部屋にも想い出と呼ぶには
せつなくて リアルすぎて
ふいに胸がつまる

泣かないでと笑ってる 君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく



ほこりかぶった アルバム取り出して ページめくる
出逢った頃の まだ少女のような 君の写真

あたえられた 時の中を
精一杯 生きた君 
いつでも 家族の港だった

目を閉じれば君がいる 長く暮らしたこの街の全てを
季節の中 過ぎた日々が
今、永遠になる

泣かないでと笑ってる 君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく



雨音が静かになり 訪れる朝の気配が
別れの時を告げる



「もう行かなきゃ・・・」と手を振る
君の後姿を見送って ここで強く生きてく


目を閉じれば君がいる どの部屋にも・・・思い出と呼ぶには
切なくて リアル過ぎて
ふいに胸がつまる

「・・・泣かないで」と笑ってる 君が見守っていてくれるから
ここで強く生きてく


ここでひとり生きてく


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