SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年05月15日(日) 明日のリーダー論 

昨夜の事。
inicionライブの後の酒宴での話。

宴もたけなわの頃、隣に座っていたにゃる@さんが
こう話題を切り出してきた。

「SAY-TENでは、
やっぱりれのんさんがリーダーなんですよね??
じゃあバンドの楽曲は誰が書いて、
誰がまとめてるんですか?やっぱリーダーなんですか?」

MilkyWayの楽曲は、ご存知の方も多いと思うが、
リーダーであるにゃる@さんが手がけている。
ここでの質問は、自身が手がけた楽曲が、
バンド内でアレンジ等により化学変化が起こる過程の中で
どのようにコントロールしていってるか?
例えば前もって考えていた曲のイメージから
遠く離れていってしまう時、どう制御していくのか?
ということだった。

この席上で、どのようににゃる@さんに答えたのか?
上手く答える事ができたのか?は酒席の中での話ゆえに、
記憶がおぼろげな部分もあるのだが(汗)、
きっとこのように答えたと思う。

確かに、対外的には私がリーダーであるかもしれないが、
リーダーであっても、バンドの曲に関しては、
アイディアを出す一メンバーに過ぎない。
例えば練習時において、新しい楽曲をメンバーに下ろす際、
SHINの方が「こっちに行ったらどうか?」等、
進むべき道を指し示したりする。
それについて私を含む他のメンバーも、
あまり異議を唱える事は無い。

「れのんさんはSHINさんを信頼してるんですね?」

席上、複数の方に言われた事であるが、
他のメンバーも同じくらいの信頼を彼に寄せていると思う。
もちろん、互いを尊重し合ったうえで。
SAY-TENでは私やJake、時にはYU‐KIが曲を書くので、
作った楽曲の作者を中心に、イメージを膨らませて、
SHINがディレクションする事が多い・・・。

そんな訳で、私自身のこだわりのままに、時には強権的に
バンドメンバーに指示することはないように思う。
(どうしてもここは・・・と言った曲へのこだわりが無い限りは)
創って来た曲のモチーフに対して、
「あぁ、こんな風になってしまったんだぁ」みたいに、
わりとのんびりと(笑)構えてる・・・みたいな。

また、リーダーであるならば、リーダーたるべき姿勢とは?
といった事をいつも自問している。
結局はアマチュアの趣味の範囲でのバンドであるならば、
バンドメンバー各自が「楽しい!」と
感じなければいけないものだと思う。
その上でやはりバンド総体で精進し、
向上していかないといけないものだとも思っている。
とにかく、メンバーが楽しくできる
環境を整えるものリーダーの仕事かと。

エエカッコ言ってますが、あくまでも理想ね(笑)
私がSAY-TENで上述の事を
具現できているかは別にして・・・ね(苦笑)。

酔いが醒めるほどの堅苦しくて真面目な話になってしまって、
その後はなんとなく別の話題になってしまったが、
こう言う話が他のバンドのリーダーさんとできてよかったなぁなんて
思った、宝塚の夜だった。


○ GO / PEARL JAM


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