グーには負けるがパーには勝つさ。ランラン♪
とにもかくにも「空中庭園」を読みました。読み終わりました。 借り物だったのですが、代わりにあたしが渡したモノが「対岸の彼女」。 角田光代トレードでした。オウ、等価交換。
まず一言。「ねーだろ、そりゃ。」
相も変わらずじとーっとしたイヤな感じの雨を降らせる角田のおミツではありますが、「対岸の彼女」を読んだときに感じた、「あの人(そしてそれはもれなく女性だ)の顔が浮かんできてしまいそうなリアリティ」は、感じられない。
それとも、それはまだあたしが自分で家庭を持っていないから?
でも確かに、いくら勉強もしてなかったとはいえ特別遊んでたわけでもないってのに「いやぁ昔は遊んじゃっててねぇ」なんて言ってしまうとこ、あるもんなぁ。 …遊ぶといったって、ゴム段、みたいな?
ちなみにシンガー板尾の名曲「チョキ」をココで敢えて取り出してきたのはまぁおわかりの方も多いでありましょう。 映画の「空中庭園」でパパをやっているのが板尾。課長。専務。
…板尾といいキョンキョンといい、正直、原作読んでしまうと特に想像つかん。どんなものなのか?ミーナ役のソニンは妙にしっくりきているからこそ、想像がつかない。
観に、行くべきか? しかしあのおミツさん独特のイヤ〜な空気をわざわざ映像で見るのも、もたれる気もするのです。
…喋るんでしょ?頭から生まれた声が、今度はキチンと耳から入ってくるんでしょ? 悩むなぁ。 でもこれ観なかったら、きっとおミツさん原作の映画はこの後も観ないのだろうな。
…うーん、だからって、どってことないな。
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