走ったら谷底へ〜走・ら・谷〜
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2004年11月01日(月) 格好悪くなってくる

新潟県中越地震災害義援金を募るがためにスーパーの前に立つことになる。
先週の天気からかんがみて絶対的にイヤだったのだけど、今日は雨も降らずに雨が残した暖かさがあったから、まぁよしとしてみるのです。
しかもみんな募金してくれるし。一応団体だから信じてくれているのかな。たまに申し訳なくなって「日本赤十字社を通し」とちゃんと宣言してみたり。こっちは真面目にやってても、やっぱお手製の募金箱使ってたら、ちょっと怪しいもんねえ。ステ看とか襷とかは、看板屋さんに作ってもらったけど。

しかしこうして義援金を預かっていると、どういう人がくれてどういう人がくれないかがはっきり出て、ちょっとイヤな気がいたします。
まず。
基本的に男性はくれます。
デカレンジャーのシャツを着た男の子から、サンタフェを着てそうな怖そうなお兄ちゃんまで、案外募金してくれます。ちなみに国境も問いません。外国人も、くれました。
中には「こーゆーのは市役所の仕事だよねえ、そんで市をアピールすんだよ」と何が目的だかよくわかっちゃいないようなおっちゃんもいたけど。
しかし実際、こんな理由が、男性の募金への動機付けなのかもしれないなぁ。なんて思ってみたり。

しかし。
ほぼしてくれないのが、いい服を着たマダムと、女子高生。
女子小中学生もお店に入るときはくれないけど、プリクラ撮った帰り際におつりであろう100円玉を入れてくれたりします。
しかし、女子高生は、くれません。
やっぱバイトとかして自分で働き始めるとシブチンになるのかしら。それはわかるけど、集団で堂々と目の前通って何のそぶりもないのは、なんかかわいくねえっす。おばちゃんになってきちゃったのかな、あたし。
しかし女子高生よりもマダムが募金してくれない方がなんかイヤな気がいたしました。だっていい服着てるし。ラメ入りのストール。
しかも一礼して行くのが余計イヤです。さらにわざわざ外側を通っていくお金持ちっぽい人なんか、堂々とシカトこいてく人よりちっこいっす。

正義感にあふれすぎてしまいました。しかしいろんな人を見ることができたのは、いいネタになりそうです。

ちなみにふと立ち止まって財布を出してくれる瞬間、ちといい気分になるので、帰り際、駅でやはり新潟の地震の募金活動をしている人の前で財布を出しました。募金してしまいました。ライオンズクラブでした。○○ライオン(トリビアの泉より)。

しかし「ママー、募金しなくていいの?」「いいのよ」って会話は、聞かれないようにした方がいいぞ、ママ。誰だか知らないけれど。

※本日、堅物モードでございました。カッチリ。


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hasiratani [MAIL]

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