ねろとおーちゃんの日常...ねろ

 

 

愛マジック、やぶれたり!!! - 2004年07月14日(水)

午前中まではすずしかったですね。
家中の窓を全開にしていたらとってもいい風が入って、
添削の仕事が順調に進んだ。
このくらいの気候が一番過ごしやすい。
明日もこんな天気がいいなぁ・・・と願っていたら。。
明日どころか、お昼過ぎには炎天下に逆戻り。
ああ、半日の極楽。。

今日は幼稚園に
来週出発のサマーキャンプの荷物を提出する日だった。
あらかじめお知らせされているとおりに、
大きいビニール袋にあれとこれと・・・
小さいビニール袋にこれやあれや。。。
とつめて、通園バッグに入れて提出。
その後先生は、ひとつひとつの荷物をチェックして、
足りないものや余計なものを見つけるらしい。
足りないものを連絡してくれるのは親切丁寧、ありがたや、なんだけど、
余計なものはポケットティッシュ一個、歯ブラシケースひとつでも
ご丁寧に返されるらしい。
なにもそこまでしなくても・・・。
幼稚園の先生もいろいろ大変ね。

さて、ではバヨレッスンのログを書くか。

<おーばよレッスン>
肩慣らし?弓慣らし?として、今までの復習をちょっと。
『春が来た』と『ぞうさん』をE線A線それぞれでさらっと弾く。
たぬきをA線、りんごをE線で弾く。
その間に、弓の持ち方チェック!
「人差し指だけちょっと離れすぎかなー。もうちょっとほかの指と仲良ししてね。
あとね、お兄さん指とお姉さん指がちょっと上過ぎ。
この黒い箱(フラッグ)のまあるいところくらいを持ってね。」
そうすると、あらら不思議ってくら音がクリアに。
弓の持ち方をちょっと正すだけで、
弓の軌道までもが修正される。
やっぱり物事は基本が大事と痛感した。

で、けんかを止めてるA線の曲を弾いてみる。
・・・・・。
今日は愛マジックにかからず。
1番の位置もあやしいし、弓がまた斜めに動いていてシューシュー言ってる。
おーちゃんはそれじゃいけないことには気づいている。
うまく弾かなきゃ!これじゃ違うんだ!
と気だけがあせり、背中がじたばたしていた。
さすがに先生の前では恥ずかしいのか、きゅーきゅーは言わなかったけど、
これが家なら間違いなくきゅー泣きな場面だ。
でも、そこは先生。
1番の指の位置を直したあと、
「じゃあ、おーちゃんは左手だけやってね。先生こっち(弓)やるから。」
おーちゃんはラとシに集中!
正しく弾くと、こんな音がでるんだー。と学習してくれた様子。
じゃあ、今度はおーちゃんが両方やってね。と指示されて、
弾いてみたら1発OK!
おー、上手じゃん!という出来だった。
続けて肩たたきのE線の曲も花まるをもらい、
きゅーきゅー地獄から脱出。

宿題になってたE線の『かり』、A線の『こもりうた』も
何度か弾いて、今日はなまるをもらうことができた。
次の課題曲『なきむしけむし』(E線)をさらっと弾き、
(まんま、あの曲です。「なきむしけむし、はさんですてろ」です。)
八分音符のリズム練習。
どちらもさらっと弾いてのけて、仕上げは次回となりました。

今日の宿題:
<なきむしけむし>E線できれいに弾く。
<ほたる>A線で練習。
<いちばんぼし>余裕があったら。E線で練習。

これが終わると、もう2番の音が登場。
マスターすると、6個の音が弾けるようになるんだ。
何だかんだいって、とっとこ進んでるじゃん。
すごいよ、おーちゃん。一生懸命練習しようね。

<ままばよレッスン>
私はD線。
リズム課題をさららっと復習して、
A線でもリズム課題を。
そこでボーイングチェック。
「うん、やっぱり弓の持ち方ですね。手の甲が下に下がりすぎっていうか・・
もうちょっと手首をくんっと上に・・・あ、そうです、そうです。
そうすると小指に力が入らなくてすむと思いますよ。
弓を動かす角度とかは問題ないので。」
そうすると、あら不思議。
本当に小指は添えるだけでOK!てな感じになりました。

で、D線で1番、2番、3番を押さえる練習。
うーん、やっぱり自信ないなぁ。
「ここら辺」って言うのはわかるんだけど、
一回一回押さえるところが違うらしくて。
「ここら辺」じゃだめなんだよねー。
ばっちりピンポイントなところをがっちり押さえないと、
きれいなミは出ないのよ。
1番の指との感覚で2番の位置も決まるから、
ミがきれいじゃないとファ#もきれいにでない。もちろんソも汚いソ。
あうあうあう、となっていると、
「一番ところ、シール貼っておきましょうか?」と愛先生。
めっちゃ元気な声で「お、お願いしますっっ!!!」とお返事した。
とりあえず1番の位置さえばっちり決まれば、
あとは万事OKさ!・・たぶん。きっと。だろうとおもう。

バイオリンって、こんな感じで、こういう風に、っていう指導が多くて、
理屈じゃなくて体で覚えなくちゃいけないことが多すぎ。
本で独学では絶対にうまくならない楽器だと思う。
ピアノやエレクトーンなどの鍵盤楽器よりとっつきにくい最大の理由は
そこなんだろうな。

いまさらだけど、本当にバイオリンってやつは不思議な楽器だ。
木をくりぬいて、弦張って、馬の尻尾でこすって音を出すんだよ。
いったい誰が最初にそうやって音を出そうと思いついたのやら。
どうやら16世紀ころから楽器の形は変わっていないそうなんだけど、
まあ楽器の形はともかくとして、
馬の尻尾で音を出そうとした人、あんたはすごい。
思いついただけでなく、実際にやってみたんだろうからすごい。
馬の尻尾そのまんまじゃ音がでないから、松脂塗ってみよう、なんてことも
思ったんだろうな。
きっと当時は「なにやってるんだ?!こいつは!!」なんて
世間様に言われていたにちがいない。

来週はおーちゃんのサマーキャンプの日程と重なっているため、
水曜日はお休み。土曜日に振り替えていただいた。
10日くらい間が空くから、宿題は出てないけど
私は『アマリリス』を弾けるくらいにはなっておきたいな。




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