今日もBlogのエントリと同じものだ・・・
1日2本はやっぱり書けない．


ゴキパオ．恐ろしい名前だ．
ゴキを包む．ゴキをパオする．ゴキブリ饅頭を作る．

そんな恐ろしい名前だ・・・

3月に結婚し，奥さんのおばあさんが住んでいた築36年の木造住宅に越してきた．
その家についてきたのが，連日のゴキブリ発生というオプション．

奥さんはゴキブリ大嫌い．まあ好きな人間なんていないけど・・・

そこで購入したのが，白元の瞬間ゴキパオ．

西友を歩いていたら1本698円という価格だったので試しに買ってみた．
買ってみると，いろいろ細かいことが缶に書いてある．

・ゴキブリをまゆ玉状にスポッと包み固めるスプレー
・少しでもかかればゴキブリの動きは極端に鈍くなります
・殺虫薬剤は使用していません
・無香料です

ここまでは特徴かな．

さて，注意事項

・あらかじめ目立たない部分にスプレーして以上がないか確かめてください．
・黒ゴキブリには2-3秒，チャバネゴキブリには約1秒直接噴射してください．
・平らなフローリング，タイル，ステンレス，ガラス以外の場所では使用しないでください


うーん．注意事項に対し不安を抱きながらゴキの登場を待つ．

購入から2日してゴキブリ登場．

登場場所：洗面台の脇の窓
登場ゴキ：4cm大の巨大なチャバネゴキブリ
発見者：奥さん

呼ばれていって見ると，ボディーローションなどの置いてあるかごと壁のあいだにやつはいる．
ふてぶてしく，こちらが近づいても動じない．ゴキパオのスプレーを近づけても動じない．

壁紙にかかるなあとか，かごにかかったら厄介だなあとかいろいろ考えながら，やつの10cmまでゴキパオの発射口を近づける．
発射！
逃げられる・・・
だいたい動きのすばやいゴキブリに対して，半練り状のアクリル樹脂をスプレーでかけるなんて無理な話だ．ニュータイプじゃあるまいし・・・

ゴキブリは，窓の桟で涼しい顔をしているが，先ほどよりは警戒をしている．
ゴキパオの発射口を近づけると，洗面台の裏側に逃げた．
狭いところに逃げられると，仮にゴキパオで固めたとしても取り出しづらい．

仕方がないので，殺虫剤でゴキブリを洗面台の裏からあぶりだす作戦に出た．
殺虫剤使っている時点で負けですけど・・・

殺虫剤をまくとまんまと裏側から出てきた．ちょっと弱っている．

さっきの失敗のときに発射口に固まったアクリル樹脂が正確なコントロールを狂わせる．
ちょっと外れるが少しかかる．

ゴキブリのスピードが落ちる．

スピードが落ちたゴキブリに大量のゴキパオを噴射．

窓枠の上のほうからぶら下がるゴキブリのまゆ．

動かない．窒息死したのか？
まゆからはみ出る2本の触覚がグロテスクだ・・・

我が家ではゴキパオをこう使うことにした．
殺虫剤でゴキブリを殺した後，ティッシュで死骸を捨てられない奥さんがゴキパオで固めて捨てる．

使える場所が限定される時点でこの商品負けなんだよなあ．
ゴキブリを使える場所までおびき寄せる余裕ないもん．

tantotempo