のぶりんの『まぁべらす!』な日々
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2005年07月17日(日) みちのく二人旅〜最大吉報位・青森編 その3〜

「60段の階段がございますが、よろしいでしょうか?」

みなとっちがこの蔦温泉旅館を予約した時、こう言われたそうです。「よろしいでしょうか?」って言われても、「構いません」としか言えなかったみなとっち。そりゃそうだ!

で、到着すると開口一番中居さんが「実は今回のお部屋は80段の階段を登るお部屋になりました。大丈夫でしょうか?」

「大丈夫でしょうか?」って言われても、「大丈夫です」としか言えないでしょう、この状況で・・・。

でだ。その階段は果たして・・・ものすごく急で、かなりの体力を消耗するものでございました。60段でもかなりきついのに、その上プラス20段。いやぁ、いい運動になりました。でも、中居さんたちはこの階段を夕食のお膳抱えて上り下りするんだよね。これはすごいとしか言いようが無い!下手にジム行くより、絶対足腰が鍛えられますよ。

食事前に温泉に浸かろう!という事になり、80段を下りて1Fの温泉へ。新館にはエレベーターもエアコンもあるのですが、私たちが泊まった方の建物はそのどちらもナシ。でも、新館に比べればお値段はお安くなっております。1Fに下りただけでも結構しんどい。日頃の運動不足を感じざるを得ない状態。お湯はかなり熱め。でも、桧の良い香りがしてそこにいるだけで落ち着く感じ。熱かったけれど肩まで浸かって昨日からの疲れを癒す。うちら以外の客は誰もいなくなったので、思いっきり平泳ぎ。「今時、本当に泳ぐ奴っているんだね。いい加減やめなさい」とみなとちに冷静に諭される。「・・・・・・」短時間しか浸かれませんでしたが、じっくり温泉を堪能できました。

上がってから部屋に向かう。目の前には例の階段。「・・・・・・」

無言で上って部屋に入る。脱衣所で扇風機にあたり涼んだのですが、部屋に着いたら汗が吹き出る吹き出る!でも、また入るから、いっか!

晩ご飯は期待以上のご馳走!特に鴨鍋とカボチャグラタンが絶品!!みなとっちは冷酒を飲んで超ご機嫌*^O^*山海の幸がふんだんに使われていて、これが食べられるだけでも来た甲斐があるってもんよ!

たらふく食べて、散歩も兼ねて到着時に聞いたホタルがいる小道に繰り出す。懐中電灯を借り、デジカメ持参でいざ出発!

小道の脇に小川が流れていて、そこでホタルの幼虫が育つそうな。この時期から徐々にホタルの姿が見られるらしい。しばらく行くと・・・いた!!姿自体は見えませんが、光がぷわ〜っと現れる感じ。一つ、二つ、三つ・・・すごい!静かに点滅するものやゆらゆら動くものや、様々な光があちこちで見られるのです。こんなに間近で生のホタルの光を見たのが初めての二人は、まさに狂喜乱舞モード。普通のお客さん達が長くても30分くらいで戻ってくるところ、あちこち探検も始めて、1時間以上遊んでいました。

部屋に戻って、もう1度温泉へ。相変わらずの階段地獄ではありましたが、意地でも上り下りしてやる!との意気込みで1Fへ。今度はさっきとは違う浴場へ。この浴場には埋め込み式(?)の水槽があり、イワナらしき魚が3匹ほど泳いでいました。熱帯魚ではないイワナを観ながらの純和風浴場。何とも言えない感じ。良いなぁ〜*^O^*

上がった後、自動販売機でシャーベットを買い部屋へ。相変わらず汗が止まらず。窓を閉めてはいるけれど、隙間からか小虫が大量侵入。電子ベープをつけてもあまり効果なし。こうなったら・・・なんであったのかちょっと不思議だったのですが・・・ガムテープで毛玉取りの要領で除去するしかない!蛾以外は元気に対応できるのぶりんなので、蛾をみなとっちにお願いする。さすがに夜は湿気も少なく、暑すぎて眠れないって状態にはなりませんでした。歩いてはしゃいで階段の上り下りで疲れまくっていた二人は、普段なら信じられないような早い時間・23:30には布団に入り、いつの間にか眠ってしまったのでしたzzz・・・。


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