スイス日記
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2004年11月10日(水) 大樹に寄れない私

最近、つくづく日本の肩書き主義というか実をとらない主義と言うかそういうのに直面してしまいました。


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でも、結構、ズドーンって、落ち込んでます。

しがないフリーの身。
なんちゃら会社駐在員みたいな肩書きは私にはありません。
日本でもフリーみたいなものだったので、実は日本にいる時も学生の時からずーっと暖めてたクレジットカード以外、新規に作ったりはできなかったんですけど。
びっくりしたのが、某デパートで、そのデパートの買い物にだけ使えるクレジットカードみたいなカードを作ろうとした時、言われたのが、父の勤め先と年収を教えてくれたら作ってあげると。
もう、その時、私、25歳とかそんなんですよ。
年収も普通のOLさんよりはあったはずなのに。

そして、さすが父。
ただの平社員なのに、でも、一流企業の会社員。
そう、会社の名前さえあればああいうのって超簡単なんですねー。

そう言えば、ずーっと使ってあげてる某都市銀行も私が日本企業に肩書きがないという理由でインターナショナルカードを作ってくれませんでした(泣)

そう言えば、年金もあのつぶれそうな国民年金のみ。

ここでは、私はちゃんと正規のスイスの年金制度に入れてもらってるし(まあ、そのおかげで給料の30%ぐらい毎回なくなってますが。)
クレジットカードだって、外人は50万預ければ、50万まで限度のを作ってくれるんです。
最初、外人差別だーって思ったけど、これってすごい合理的だと思いませんか?
だって払えない人はその50万からお金を引き落として、カードの使用を停止するだけで終わり。
このシステムだったら誰だってお金さえ払えればカードが作れます。

それなのにそれなのに、
ドル建てカードが簡単に作れまーす。
クレジットヒストリーがない方も作れまーす。
ってふれこみだったんですよ。

そう、これって、
なんちゃら会社っていう肩書きさえ有れば、ドル建てカード作ってあげますよーってことだったんですね。あ〜あ〜。


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