スイス日記 もくじ|カコ|ミライ
みいーんなバケーションで、しかもネタの宝庫のフレッドもいないので最近ネタ不足。。。 と、すかさず、フランスの自慢!! でも、今回は日本も結構すごいのよー、とかいうと、 あら、そう? でも、フランスはね。 って、またフランスの話。 いや、全部が全部、こういう人ばっかりじゃないですけど・・・ まあ、ほとんど全員の人が、フランス語のような世界で一番美しい言語があるのに、なんで、君は英語を話すのか? と思ってるような人たちなので(汗) って、答える人たちなので。 TGV(新幹線みたいなん)で3時間もかかるがな! でも、確かに、南仏の方はちょっと方言みたいなので響きが違うんですけど(関西弁みたいなもん?)、普通のフランス語をしゃべる若い男の子(限定!もちろん!)の話をきいてると、ほんとに歌のようです。すごおーくキレイ。(まあ、女には感じないけどね。) だから、許す!(ただし、若い男限定) そう、忘れてました。 F・クリック博士、まあ長生きした後の大往生だけど、お亡くなりになりました。 彼は、ワトソン博士と二人でDNAが遺伝子であるという証明をした人なんですが、ワトソンが書いた2重らせんっていう本を読むと、ほんとに彼がどれだけすごかったかっていうのがよくわかります。ワトソンの方は、テニスをしたり、女の子を追いかけたり(まあ、その時まだ、彼は26歳だったので。)、決定的な証拠を持ってる女性研究者のデータをどうやって盗み見るか考えたりと、まあ、どっちかといえば、マネージャーのような役割??(何もしていないという説も。)。で、クリックがひたすら論理的に考える考える。すごい人です。ほんとに。 で、たしか10年ぐらい前に、もう大分年を取ってからのクリックが書いた本を読んだのですが(もう、題名も思い出せないのですが、彼は長いこと脳の研究をしたので、脳関連の本だったと思います。)、その中に、生命の起原をずーっと考えていくと、こんなにもすごいものがどうやって地球で生み出されたのか理解できない、生命というのは、どこか宇宙でできて、そのあと地球に運ばれたのじゃないか?みたいなことを書いているんです。 この記述、宇宙のどっかでできたとしてもそれがどうやってできたか考えるのが多分科学者の務めなので、科学者の発言としてはXだと思うんですけど、でも、すごーく人間っぽくって、私、好きなんです。 起原について、天才の頭でめっちゃ考えたよー、でも、生命、すごすぎて、ほんとにこんなものどうやってうまれたのかわかんないよー。って、ことです。 もちろん、これを書いたのは彼がだいぶん年をとってからなので、もうろくしたとかそういう風にとっちゃう人もいるんでしょうけど、私はこの記述を読んで、なんかこんなすごい天才がすごく身近になった気がして、ちょっと嬉しかったですね。 ご冥福を。
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