スイス日記
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2004年08月12日(木) 太陽政策

これまで家事に関して、自分がやったらやっただけ、どんどんダンナはやらなくなっていって、そうやってるうちにぜーんぶ自分の仕事になってしまうって思ってました。
だから、スキを見ては、これやってあれやってとお願いしてました。

でも、相方さんの場合、どうやらちょっと違ったようです。

「もうちょっと家事をやってくれー。」と、彼がキレてから、2週間ぐらい。
(詳しくは、7月27日の日記をよんでね。)

以前とほとんど変わらず、買い物は基本的に二人で(なぜかフランスに。)、掃除、洗濯は90%ぐらい私。夕食づくりは、彼がやってくれる時は大体私が手伝って(or 他の家事をして)、私が作ってる時は私一人でつくってというのが大体交互か、私、三分の二、彼、三分の一といった感じ。

でも、相方さん、今は、にこにこ半分ずつ家事してるって思えるんだって!(←半分ずつかよ!というつっこみはさておき。)

変えたこと:
少し早く帰れたときは、トマトを切ったり、マリネをつくったり、酢の物をつくったり、ちょっとしたおつまみを用意して、テーブルに置いておく。

彼が料理をつくってくれたときは、おいしいねーおいしいねーってめちゃめちゃいいまくる。(←みそ汁、私がつくったのよりおいしいよね、いっつも。って言ったら、それから、みそ汁はずっと作ってくれてます。)

なにかしてくれたら、何度も何度もありがとうねーっていいまくる。

あれやってとかこれやってとか何も言わずに、忙しそうに動く。そうすると、気を使って、手伝ってくれたり、次の時に何かやってお返しをしてくれる。


結局、
ほめまくることと無言で動くこと。
そうすると、気分良く、手伝ってやるかと思うみたいです。

まあ、単純なこと。
若い時はなんで私がそこまで気を使わなあかんの!!自然に半分やって当然やん!と思ってましたが、三十路をすぎると人間こうまで丸くなるもんなんですねー。
だって、おんなじぐらい知恵があるものと思って行動すると、たいてい痛い目にあっちゃいますからねー。相手は、超単純な生き物なんですから。

それにしても、なんて寛大なのかしらん。


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