泡沫の記
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2005年07月12日(火) |
アイデンティティーの喪失 |
頭痛がひどい。
一言しゃべっては、隙ができ、 二言しゃべっては、疎まれる。
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少し前から、書きたいと思っていたことを少し書き残しておく。
それは新聞の投書欄から目に留まったこと。
「自分は主婦ではなくて無職だと思う」 「大げさに言うと、自由と引き換えに自分のアイデンティティーを失ったよう」
私はいま無職の状態である。 いろんな事情があるのだけれど、働かず生活している。 はたから見たら、自由のある生活はなんと贅沢に見えるだろうか。 けれども、私の気持ちの中でくすぶっていた、形に出来ない苦しみは、 「アイデンティティー(identity〜自己認識)の喪失」という言葉で ようやく少しだけ説明がつく。 私は更に「主婦」でさえない。 私はわたし、と思いつつ世間からはみ出した自分に どうにもやり切れぬ居心地の悪さを感じている。
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