オレンジの映画日記
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2005年01月25日(火) 【ターミナル】2004年/アメリカ

[ネタバレ注意]
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス         ビクター・ナボルスキー
   キャサリン・ゼタ=ジョーンズ  アメリア・ウォーレン
   スタンリー・トゥッチ      フランク・ディクソン

スピルバーグとトム・ハンクスが組んだのは三度目かな。【キャッ
チ・ミー・イフ・ユー・キャン】は映画館まで足を運ばなかったけ
ど、この映画もレンタルで良かったかも。

ニューヨーク、JFK国際空港。この日、ビクター・ナボルスキー
は、はるばる東ヨーロッパのクラコウジアという小さな国からある
大事な約束を果たすためにやって来た。だが、いざ入国しようとし
た時、彼の国でクーデターが発生し、事実上国家が消滅してしまう。
これによってパスポートが無効となった彼は、アメリカへの入国を
拒否され、自分の国に帰ることもできず、空港内でひたすら、事の
成り行きが収まるのを待つことになるのだった。。。

うーん、正直ちょっと物足んな〜い。ポイント、ポイントの小ネタ
は結構笑えて面白かったし、一つ一つ丁寧に描いていたと思うんだ
けど、話の核となっている”約束”についてのエピソードがわりと
あっさりしているもんだから、見終わった後に、「アレレレ?もう
終わっちゃったの?」って感じだったんだよね。

とはいえ、トム・ハンクスはさすがとしか言いようがないっすわ。
オープニングで自分の国が消滅したというニュースを聞いて、混乱
する姿なんか、予告編見た時から、こりゃヤバイなぁと思ってたけ
ど、ナボルスキーの混乱ぶりが痛いほど伝わってきたもんね。それ
ぞれのエピソードに絡んでくるナボルスキーの誠実な態度や、他人
を思いやる気持ち、約束を必ず守ろうとする信念。やっぱり、そう
いうものを持っている人に周りの人間は心惹かれて、自然と人が集
まって来るもんなんだよねぇ。そんなナボルスキーの人柄をなんの
違和感なく見せてしまうトム・ハンクス。もう50近くなのにまだ
まだ若いし、素敵な役者さんですなぁ。


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★は10点満点でオレンジの満足度です。

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