オレンジの映画日記
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2004年10月27日(水) 【ある愛の詩】1971年/アメリカ


監督:アーサー・ヒラー
出演:ライアン・オニール       オリバー・バレット4世
   アリ・マッグロー        ジェニー

やられた。【2046】を見た後だからか、余計にこの映画の純粋
な愛に感動しちゃった。

本当にシンプルにオリバーとジェニーの恋愛を描いた作品だけに、
心にうったえるものがあった気がする。映画って目や耳にうったえ
るもんじゃなくて、心に響く作品が良い映画だと再確認しちゃった
なぁ。

映画の中でオリバーの言った「このなんでもないような時が思い出
になっていくんだ。」って台詞が、なんか二人の未来を予言してい
たのか。結末が悲しいね。

あと、”愛とは決して後悔しないこと”って名台詞だよなぁ。自分
で口にしてみると陳腐に聞こえるけど、映画の中で言われるとなぜ
か納得しちゃうのは、なんでだろ〜?この映画を見て愛とは求める
ものじゃなくて、ただひたすら与えるものなのかなぁと思ってみた
りして。って書いてて照れくさくなっちゃったよ。。。

なんでこんな古い映画を見ようと思ったかというと、最近、会社の
先輩に新堂冬樹著の『ある愛の詩』って本を勧められて読んだんだ
けど、この本がまた良くてね。シンプルな映画とは違って、ちょっ
とファンタジックな内容だったけど、純粋な愛を綴ったなかなかな
本でした。で、映画ってどんなだったけなぁと思って見た。しかも
初めて。いやぁ、映画結構見てるつもりなんだけど、まだまだまだ
まだ見てない傑作がいーぱいあるんだよなぁ。

本数稼げばいいってわけじゃないけど、めざせ淀川長治さん。
さいなら、さいなら。←なつかすぃ〜!!


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小ネタ
 トミー・リー・ジョーンズも出てたりする。若けーーー!


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