プープーの罠
2005年04月24日(日)

羽衣

今の職場の人はみんな
制作職なのに事務職
みたいな格好をしている。
男の人なんて完全なスーツだ。

私はいわゆる コンサバな服 という
やつをほとんど持っていなくて、
パンツはジーンズばっかりだし
トップスだって過剰な柄ものか
やたらテロテロしてるものか革か、
みたいなかんじ。

まぁ何着てたって作業自体に影響はない
んだけどそれは所詮イイワケでしかないし、
TPOで考えれば明らかにナシ
なのは自分でも分かってるし、
趣味がおかしいだけで別に
こだわりがあるわけでもないし、
黒子的存在としてポジショニング
されている派遣で
無駄に服装で目立っても仕方がないし。

そんなわけで、朱に交わるべく
休みを利用して服を買いに行った
わけだけど、趣味でもない服を選ぶのは
けっこうつまらないものだ。
会社の人が着ていたのに似てるのを探して
オレンジとベージュがあったらベージュを買う。
うちに帰ってきて一通り広げてもウキウキしない。
みんなしょうゆで煮込んだみたいな色だし。

みんな好んでこういうのを着てるのかなぁ。
会社用として割り切って?
でも オトナ ノ オネエサン て7割方こんな格好。
買い物に行っても、お気に入りの店に直行せずに
ちゃんと見渡せばそういう服屋ばっかり。

私も、顔の描かれた柄シャツを見つけて
テンションあがったりしてる場合な年齢
じゃなくなってもいるわけですが。

誰のために服着てるんだろう。
社会のためか、
自分のためか。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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