プープーの罠
2004年09月13日(月)

堂々巡りは続く。

私のようなタイプを一般的に
モラトリアム人間というらしい。
会社に勤めてはいるけれど、
大枠の肩書きはフリーターである。
責任のない仕事、不安定な収入。

楽な方へ逃げてる

とはいえ、土日出勤、深夜残業で
ろくに自分の時間がとれない正社員より月収は多く
保険料、税金は自分で払う
というのを差しおいてもそれは変わらないし、
今の会社の正社員雇用が、年棒制 というからには
"今期は利益が増えたから"
とかいってボーナスが上がるわけでもなく、
残業手当てがあるわけでもなく、
福利厚生で会社の側のホテルに泊まれる
けれどそんなのはいらない。

仕事が少なくとも
私はペースを下げない。
1時間で出来るものは1時間であげて
残りの時間はひたすらヒマにしておく。
それで新しい仕事を頼まれてもかまわないし、
むしろ働くのが妥当であり、
そこが時給制の好きなところだ。
休み休み た ら た ら とやるよか、ずっといい。

月極め賃金で"労働力を惜しんだ方が得"な働き方より
働いて働いただけもらえる働き方の方がよほど健全であり
時間の制御がきっちりしていて良い。

業務委託(歩合制)では、
まぁ会社がおかしなところだったせいだろうが、
ノルマが決まっているわりに上限はなく、
結局 契約以外の仕事が80%を占めていて
これも腑に落ちなかった。

一生懸命考えれば 考えただけ
正社員より派遣社員であることをやはり選択してしまう。
本当に私は
楽な方へ逃げてるのだろうか
とさえ思う。

もっともっと別の会社を渡り歩けば
正社員というものに対する考え方も変わるのだろうか。
そろそろ派遣契約の半分が経過する。

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「プープーの罠」 written by 浅田

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