プープーの罠
2004年08月21日(土)

深海に沈む鳥

みゆきと葛西臨海水族園に行く。
だだっぴろい敷地は否応なく開放感に溢れ、
人が多くてもそれはあまり変わらない。

風が涼しい。
みゆきが作ってくれたお弁当を木陰で食べ
ながら、まったりとする。

「この前来た時は風がひどかったのよ。」
「なぁに?彼氏と?」
「...違うよ、友達。」

こんなデートスポット
家族かカップルしかいない。

私は常々、何に対しても否定する
ことがデフォルトであるのですが
改めて、ハニちゃんを否定したようで
少し心がチクチクした。
思えば一緒に来た最後の場所。

水族館にしては建築がおしゃれ
魚はほとんどいませんでしたが
シュモクザメがたくさんいて
ゆらゆらと泳ぐ姿は
とても素敵。

建物を囲むように水が張られていて
それが水平線につながっている。

索引
「プープーの罠」 written by 浅田

My追加