プープーの罠
2003年08月06日(水)

義務のない義務感

水分しか摂取してない状態で
太陽の下をうろつくのはさすがに堪える。
倒れやしないかと気を遣いながら
歌舞伎町をゆらゆら歩いていたら
水商売のキャッチがわんさか寄って来た。
不健康で幸薄そうな女がターゲットらしい。

そんな日でも今日は水曜日なので映画に行った。
特に観たいのがなかったけどとりあえず行った。
私これに行かなきゃ本当にやることないの。
パイレーツオブカリビアンにしようと思い
一応並んでみるも、会場内から炎天下の下まで
列ができるくらいやたら混んでて
30分も立ってたらマズそうな気配だったので
ちょうど似たような時間から始まる隣の劇場の
ブロンドライフをもう1回観ることに。
ちくしょう、何度観ても泣く。
出て来たらちょうど10分後からパイレーツが始まるところで、
列はもうなかったし、前の方なら座れる、と言うので入ったら、
カップルはどうも隣と席をひとつ空けたいらしく、
意外にスカスカしていて後ろのど真ん中に座れた。
しかしモノ食うやつの多い映画だった。

帰り際にまたわざわざ南口のタワレコまで行って
「音楽と人」を立ち読みして、戻して、
やっぱり買った。
タワレコもレジが行列になっていて
あぁそういえば今は夏休みか、と思った。

そのライン


ヤギ君と友達になった。

もともと間接的な知人というくらいで
特にこれと言った接点はなかったんだけど、
同じ場所にいて第三者との会話を通じて
知ってゆく輪郭には共通点が多くて、
間に挟まってた知人抜きでも話すようになった。

一緒に仕事をしたことはないけれど
偶然同じ番組の制作に関わっていたらしい。

彼の仕事の姿勢には尊敬できる信念があって
まさに私が理想としている働く姿で
それをさらりとやってのけてる。
仕事内容や状況の苦楽も具体的に解るから
相談に乗ってもらったりする。

そして人懐っこいくせに
他人を介入させない個人領域の広さや
それを遮るシャッターの多さが私に似てる。

シャッターが開いてても
立ち入って来ない人と一緒にいるのは
非常に居心地がいい。

ところでオネェ言葉になってることは
無自覚なんでしょおか(笑)

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「プープーの罠」 written by 浅田

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