詩流記...葉山 圭悟

 

 

いくつかの思い出 - 2004年07月02日(金)

ねぇ 覚えてる?

初めて出会った日のこと

初めてデートをした日のこと

初めてキスをした日のこと

君は忘れてしまってるかもしれないけれど

僕は覚えてる










あの頃は幸せな日々がずっと続くと思ってた

君との思い出をもっとたくさんつくっていけると信じてた

君を好きでいることが 君が好きでいてくれることが

僕の支えだった










幸せな思い出が悲しい思い出になった日のことも覚えてる

抱きしめることができなくなった君のぬくもりも

見ることができなくなった君の笑顔も

僕の思い出の中でしか確かめることができない

そんなときに涙を流している自分がちょっとみじめだ










君との思い出を思い出すたびに

心が痛くなるけれども

その思い出はもう僕の一部なんだ

後悔はしない

流した涙を未来の希望に乗せて

僕は歩いてゆくよ



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