前にも書いたけど、うちの薬局は昼休みが長いです。 (えー!っと言われそうなので、時間は書きません) 不足分の薬を患者さんに届けるなど余程のことがない限り、 その長い昼休みの間も薬局を離れることが出来ません。
本来は事務のNさんと時間を割って出かけられるようにしてたのだけど、 出かけてる間に患者さんがみえると結局呼ばれるし、 Nさんには当時は2歳の子供さんがいたので、 帰宅してからが大変だろうと、全部譲ったのです。
でもね、当時とは事情が変わって一人暮らしになったから、 本当は銀行や郵便局に行きたい時や買い物に行きたい時もあります。 運動不足だから、歩きに出たいなぁと思うこともあります。 だけど、Nさんは当然のように昼休みになると自宅に帰る。 そして昼休み終了間際、黙って調剤室に戻ってくる。 何だかなぁ。 最初の約束で、 「出かけたい時は前の日に言うから、その時はお願いね」 って伝えてて、一度だけ引っ越しの前にお願いしたら、 ブッスーとされて、これ以上いう気が失せてしまいました。 と言う訳で、2年半以上ほぼ薬局に張り付け状態。
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で、今日の昼休みに患者さんがみえました。 「2時からだと思ってきたのに病院が閉まっている…」 私は化粧直しの途中で、口紅を塗ろうとしてるとこだったけど、 仕方ない、そのまま待合室に出て行きました。 しばらく薬局で待ってもらうことにしたのですが、 「奥さんはどちらから?」 「奥さん、私は暑がりだから暖房切ってもらっていいよ」 と「奥さん」の連発。 そりゃ〜、そう言われてもおかしくないトシですけど、 何か変な感じ。 地元出身のNさんによると、 「この辺じゃ、お嬢さんを過ぎた人はみんな奥さんですもんね。 おばちゃんって呼ばれなくてよかったですよ」
はい、よかったです。 80歳の女性に「おばちゃん」なんて言われたらショック死するかも。 (断っておきますが、気ままな生活をしてる分、 実年齢よか若く見えると言われるんですよ、私。)
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