プラネタリユムは映画だ と、ふと思った。 星の上映。
そして同様に世界は映像に満ち満ちている。 あらゆる現象は映像的であり、 つまるところ、現象は光である。
光を定着させないのが映像ならば プリントされた写真は光を定着させたもの。
反射や映り込みという極めて映像的な現象を あえて定着させてみたら、どうなるだろうか。 とろっとろで、ぷるぷるとした映像を 写真にしてもその感触は損なわれないだろうか。 おそらくそれがこの卒制の問いである。
光、いと難しけり。
照明器具を買った。 卒制展で陣取った場所は電気系統が不自由なのが玉に瑕 ではあるが、ダンパネにパネル貼ってハイおしまい的展示はまっぴら なので、がんばるっきゃねぇっす。照明は1からホーム明度展覧会。
ワット数と屋上駐車場と業務用エレベータ階数表示のRとroofと 雲間の水色と車間距離とトンネルと左折の果てに見えたのは 工事現場用照明。
車を出してくれた君に多謝。
プラネタリユムに最後に行ったのは一体いつだったろうか
|