| 2005年12月03日(土) 過去や未来にすがりつく |
大学のメールが1000件近くたまっていたので、フォルダ分けしたり、不要なメールを削除したり、懐かしいメールを読み返したり、した。時間ないのになぁ。 でもそのうちめんどくさくなってきて、なにもかもを消去したい衝動にかられる。 全選択、削除。 これだけで過去がだいぶすっきりするのだなぁと思いながらも、昔おなじように不要なものだけ削除するのがめんどくさくなって全消去してしまった日記のことを思い出して、思いとどまった。 今だけを生きられたらほんとうに必要最低限のものだけで生活できる。 部屋もすっきり。パソコンのなかもすっきり。未来の食料を保存しておく冷蔵庫もいらない。 金が沸いてくる環境なら、服も本も、なにもいらない。その都度買って、捨ててしまえばいいのだから。 けれど、お金も限りがあるし、過去や未来にすがりついているので、なかなかすっきりはしない。 すっきりはしないかもしれないけれど、ごちゃごちゃだけれど、それが落ち着く。安心する。 つまりはこの部屋をほんとうにすっきりさせるためには、思い出の品という「過去」と、いつか使うだろうと溜め込んでいる品々=「未来」を断ち切ってしまうだけのことなんだ。そりゃぁ無理だ罠。
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