2005年03月08日(火) |
懐かし〜♪と言えない |
ここ数年、懐かしいものに出会うと締め付けられるように苦しくなる。 小学生の頃読んでた漫画とか、中学の頃流行ってた曲が、今の生活に突然入り込んでくると、自分でもバカみたいと自覚できるくらいに焦る。
それが大抵私が大大大好きでハマってたものではなくて、好きだったけど一番好きって程ではなかったものたち。 日常生活ではすっかり忘れ去ってる漫画なんかが、何かの拍子に話題に上ったりネットで目にしたりして、途端に鮮明な記憶がよみがえる。
懐かし〜♪なんて思えないよ。 もうその漫画なり本なりが読めない事とか音楽が聴けない事に対する禁断症状というか焦燥感みたいのに襲われちゃって。
ちょっと気になる懐かしの漫画を読みたいと思ったところで海外生活じゃそう簡単に手に入らないし。送料込みで一冊何千円も払ってまで読みたい? シリーズ全巻揃えて? しかも大大大好きだったわけでもないのに? 読み直すってオプションに現実味がないのも焦燥感の理由のひとつなのかな。
ちなみにこの焦燥感、日本に帰ってるときの方がひどい。 「今は読めるけど、ポーに戻ったらずっと読めないな」とか思っちゃって。 逆にポーに戻ってくると日常生活を邪魔してくる懐かしのものって少ないから、割と平穏だったりして。
実はポーの方が生活しやすいのか?私。 もう5年目だモンねぇ。日本よりポーの方が居心地良くなっても不思議では無いかも。
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