うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2005年02月01日(火) 正直な友達

これなら片栗粉のような雪の方がまだマシ、と書いたら速攻吹雪に見舞われたゲラッチです。何かの罰なのか?

先日友達が勤めてるパブ兼レストランに行って来た。
エストニアだかリトアニアだかの大使館近くにあるというだけで、あたり一帯は住宅街。バス通りからもトラム(路面列車)からも、ましてや地下鉄の駅からも結構な距離。友達自らも言うように、店の雰囲気が特に良いわけでも無いのに結構なお値段。
ま、友達に会いに行っただけなんだけど。

私の友達はウェイトレスなんだけど、例え上司が居なくてもジュースやお茶をタダでは飲めない。この店のオーナー、毎日閉店時に全てのドリンクの残量を量って記入させてるの。ティーバッグの残り数とかも記入しなきゃいけないから誤魔化せない。

が、さすが私。キッチンで働く女の子とも仲良くなったので、食べ物はタダで貰える。ステーキとか大きなものは在庫でばれるけど、ちょっとしたものならOKと言われる。

じゃあ紅茶と何かケーキ貰おうかな♪ と言ったところでキッチンな友達に「アップルパイしかないよ。しかも不味いよ。古いし。」と却下される。
「どうせならこれ食べなよ」と彼女が自分で買ってきたチョコレートコーティングしてあるプラムを貰う。旨い。

しばらくだべった後、小腹が空いたんで何か食べる事に。
「ジャガイモのパンケーキにしようかな。」との私の言葉にまたもや
「もう丸2日前のだから止めた方がいいよ」と的確なアドバイス。
「じゃあコロッケ」
「ここのはパサパサだよ。どうしても食べたいならいいけど。」
う〜ん、食べる物が無い。ここのフライドポテトが不味いのはもう知ってるし・・・結局チーズ乗せたガーリックトーストにした。

出てきたのは通常の2倍の量のガーリックトーストチーズ乗せ。
旨いけど多い。でもキッチンな子の好意なので喜んで食べる。
どこの店でも店員がこのくらい正直ならいいのにねぇ。
ポーのレストランってホント、「これ、お前自分で食ってみろよ」って言いたくなるようなレベルのトンでもないのがあるからねぇ。


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