うわの空日記


ワルシャワに暮らす主婦ゲラッチの日常です。

2005年01月25日(火) プラハ行ってきました。

ちゃんと鍵がつく個室の寝台列車に揺られて10時間、日曜の朝7時過ぎにプラハ到着。既に両替所もホテル斡旋のオフィスも開いてて感動。ワルシャワの日曜なんてみんな閉まってるからねぇ。

ユースホステルの個室で、プラハ中心街なのに1000円ちょい。朝7時過ぎにチェックインOK。(トイレ、シャワーは共同。)
ディナーは700円で肉料理とクネドレ(中華まんみたいな、花巻みたいなやつ)とデザート、ドリンク。これも中心街なのに良心的な値段。
が、コンサート帰りのタクシーでぼられる。3000円弱。ダメじゃんね。

REMのライブはとっても良かった〜〜〜。
と、言いたいところだけど、実はワルシャワライブの方が100倍くらい良かった。
REMもカツカツのスケジュールで東欧廻りしてるから、疲れてるのはわかるんだけどさ〜。ポーとかスロバキアからわざわざ来てる客だっていっぱい居るんだし、もうちょっと気合入れてくれよ、って感じ。
ブダペストライブが終わってから速攻ツアーバスに乗り込んで、夜中じゅうかけてプラハ入りしたらしいし。プラハライブの直後も24時間かけてバスでリトアニアに向かうとか言ってたし。まぁお疲れなのはわかるさ。

選曲は他の国でのライブのセットリストと全く同じ。同じ進行、同じMC。つーかMC少なすぎ。

ポーに来た時は
「アメリカじゃあステージ上でのアルコールは禁止なんだよねぇ」
「ポーランドはビールが旨いねぇ」
「ナズドローヴィエ(ポー語の乾杯の言葉)」
とか言ってメンバー全員終始リラックスしてたのに。
プラハライブではマイケル(ボーカル)しか喋んなかったし。
どの曲も高音部分はカットしたりオクターブ下げたり。ま、喉が持たなかったんだろうけど。

ポーの時の方が選曲もいろいろバラエティに富んでたしねぇ。演奏時間も長かったし。しかも何と言っても観客の違いはでかいなぁ。
何でチェコ人ってこんなおとなしいんでしょ? ビックリしちゃったよ。

20年位前は、海外アーティストが日本に来るたびに「日本人の観客は反応が無くて恐い」とか言ってたけど、チェコ人もそんな感じ? いや、さすがにたまに叫んだりしてる人も居るんだけど、ステージ真正面とかでもジャンプしてる人が居なくてさぁ。何故?

元々REMファンって、ちょっと見た目オタクっぽい人が多いんだけど、チェコはいきすぎ。
私はアリーナ席の最前列だったんだけど、スタンディング以外の席で立ってたのって私とポー人2人だけ。ポー人は私と通路挟んで隣だったんだけど、しょっちゅう後ろのチェコ人に「座れ!」って怒られてた。

ちなみに私に注意する人はゼロ。
いやいや、そんな周りが引くほど激しく踊ってなかったんだよ。(ホントだってば!) きっと私の背が低くて後ろの人の邪魔にならないのと、私の真後ろの席が空いてたのと、あとまぁ、チェコ語が絶対通じないと踏んでの事だったんでしょう。
ま、どうせ注意されてもおとなしく座る気なんてサラサラなかったけどさ。
でも楽しく踊ってる所を水差すような行為に出る人が居なくて良かった良かった。

ワルシャワライブを観た後だったから、プラハライブは逃せない!!ってかなりの焦燥感だったんだけど、行ってみたら大した事無かったんで次からはあっさりスルーできそう。そういう意味では行ってよかったかな。


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