2005年04月20日(水) 危うく引きずられる事に…

自分が撮りたいと思ったものを他の誰かが撮っていたなら、それなら自分が撮る意味なんてないじゃないかと、危うく凹の世界へ行く所でした。
いやもう陥ってるけど、でもその写真がすっげー好みだったんで、「うわぁ、素敵なサイトさん発見!!」って事で終わらせておこうと思います。
………自分が表現したいと思う世界を自分では中々つくりだせなくて悶々としている所へそのつくりたかった世界をつくってしまった人を発見してしまった時の嬉しさとそれをつくったのが自分では無いことの嫉妬だとか………まるで今朝読んでた小説みたいだ!と、ちょっと世界に酔ってる馬鹿です。いつもの事です。
……桑原さんの小説は、面白いけど、容赦が無いですね。恐くて向き合いたくないものと無理にでも向き合わせようとする力を持ってる。
萌えるんですけど!!!!萌えなんですけど!!!!萌えるのはあくまでそれが想像上の出来事だからであって!!!!
自分がそれを体験すると、叫んで逃げたい気持ちになりますよ。

深夜から朝方にかけて、「赤の神紋」の4巻〜8巻まで(5巻までじゃなかったのか)読んだんですが、早速「続きが読みたい病」にかかってます。
連城さんのぐるぐる具合がとても素敵です。あの病み方、ある意味憧れますよ!!あそこまで重症じゃなくとも、私の心にも………いやある程度の人間の心の中にある、暗く恥ずかしい面をばんばん書かれて、曝け出されて、読んでるこっち「もうやめてくれ!」と叫びたくなるくらいに。
なんでそこまで追いつける。苦しめる。書くんだ?
桑原さんの小説は、本当に自分の中の、足りない部分を埋めてくれるけど、その分逃げる事を許してくれない、恐ろしい部分もあります。
恐ろしいけど、惹かれる。惹かれた挙げ句に中毒に陥る。抜けだせなくなる。抜け出す事なんて望まないけど。もっともっと、望んでしまう。
あ、神紋だけじゃなくて、「針金の翼」も読みました。こっちは……ミラージュが浮かんだなぁ……てか、なんだっけ…何かを読んでいて、高耶さんが亡くなるってこの時点で決まってたんじゃあ…とか思いました。
「補陀洛洞門」は、神紋の前身みたいな感じかなー…。設定は違ってもそのままだよね。画家が小説家になっただけで。
何ページだったか忘れたけど、文章でぎっしりと埋められたページ。まだ完全には読んでないんですが、もしかしたら、これが桑原さんの小説に惹かれる理由かもなぁ…と思いました。
ここまで自分の気持ちを小説にぶつけてくる作家さんじゃなかったら、こんなに作品に対して本気になる人もそんなにいなかっただろうに……本当に本気でぶつかってるんだな、と。
うー…上手く言葉が書けません。書こうと思っても、躊躇してしまう。でも、桑原さんの文には躊躇が無く、書かれてる。凄いなー…って思いますよ。
ああ云う文章は、凄いと、好きだと思うけど、自分が書きたいと思う文章では無いから、ただ好きだと思えるんだろうな。これで文章まで自分の理想だったら、正にあの人状態だよ(笑)

本気になって、追い付こうとしても追いつけなくて、傷付くのが分ってる。だから、傷つく前に、本気になる事をやめる。諦める。だからなのかな。
でもこの自分の性質が嫌でも、それに救われる事も多々ある。熱しやすく冷めやすい人間じゃなかったら、今頃時分の情けなさに今より酷い状態に陥ってただろうから。


…なんだかんだ言って影響されてるな……。
神紋で、連城さんに感情移入しようとすると、榛原さんに突き落とされます。そして連城さん自体にも突き放されます。

うわーもうだから………読んでると自分の情けなさが浮き彫りに……向き合いたくないものと向き合わされるというか…………何かいうだけで何もしない自分をね………口先だけの人間だってのをね……そんなん自分が一番良く分ってるんだってば……。
どんどん訳が判らなくなります。えーと…感想を書こうとしたのかなんだったのか…。

あぁ、ケイの母子相姦。以前そんなような話しを読んだ事があった気がするので、それ程衝撃でも無かったんですが…マザーファッカーマザーファッカー連発されると、サウスパーク浮かんできて笑ってしまうのですが。
ぶっちゃけサウスの方で最初どういう意味か判らなかったんですが、なんだよそのままの意味かよ………。
でもやっぱり、兄弟相姦とか兄妹相姦とかは現実でなければ「萌え」の部類に入りますが、母子とか父子になった途端、身体が軽く拒否反応起こすんですね。その事にびっくりです。
なんで禁忌なんだ、と思ったんですが………なんかもう頭で考えるより先に身体が拒否るのね。そういうもんなのね。
でも、母子愛は判るっつーか………もし自分に子供が、息子が出来たら、なんとなく気持ちは判る……から嫌なのかなぁ。
Coccoの「ベビーベット」とかああいう系だ…まぁ、子供は作りませんけど。あ、でも「白鳥異伝」の、小倶那と母親の…斉の姫?の執着は、恐いものがあったなー……どっちなんだよ結局。(萌えだろ結局)
しかし何より恐いのは、連城さんに母親をかぶせてたケイですかね(笑)
連城かあさん………割烹着を着た彼が思い浮かびました。ごめんなさい(土下座

おかしい。本当は読んでいて何回も「そうきたかー!」と思って笑って突っ伏せた!とか書きたかったのに……。だって余りにも展開が予想通り…ってのとは違うけど、望んだ方?に行くから!!!!
連城さんが手首切ったりした所が萌えでした、とかいうのは何萌えと言うんだろう。意識の無かった連城さんを呼び戻したのが榛原さんだった所に溜まらなくて枕に顔押し付けて笑ったあの感情はなんだったんだろう。
連城さん家に押し掛ける榛原さんに感じた気持ちは何だったんだろう!!!
……連城は、攻じゃなくて受だと思うよ………?ケイ×連城になったら良いと思います。そして榛原×連城になったら、私がウハウハです。
てか連城連城五月蝿いよ自分。好きなのは直江さんなんだけどなー……。
結局感想になってません。落ち着いて文章が書けません。内面を語りたくなります………。

噂によると、8巻から俄然と面白くなってくる、だそうなので、本当に早く続きが読みたいです。そして、神紋はリアルタイムで追っかける事が出来そうです。それが嬉しいなー!神紋は、ミラのような巻数にならない事を祈りながら、でもまだ当分終わって欲しくないです。
…今かつくらインタビュー読み替えしたらクライマックス近いと書かれていましたが……そんなー!!(泣)

神紋を読んでると、演劇を観たい!と思うんですが、あの閉鎖された動けない空間に2時間3時間座りっぱなしでいると考えただけで、腹が痛くなります。読んで、想像しただけでも、プレッシャー。
無理。



本の感想だか内面語りだか判らない所で終了。きっと後で読み返して己の愚かさに頭抱えるんだぜ。


 < 過去  INDEX  未来 >


逢樹 ひろ [MAIL]