今年は本当に、悲しい事が多過ぎる。 まだまだこれから活躍出来る方達が、何故こんなに早く逝ってしまうんだろう。 大好きで、大好きで仕方ないのに、もう作品が読めなくなるなんて……。
あとり硅子さんが、7月6日に亡くなったそうです。私は、今知りました。ちょっと前に、四ッ谷の2巻が出て、凄く嬉しくて、3巻の発売は5年後かな〜とか言ってたのに……。 あとりさんの漫画は、優しい絵柄と、暖かい物語で、本当に大好きだった。いや、大好き、なんだ。今でも大好き。 作品数はそんなに多くないし、大人気、という訳でもなかったけれど、凄く沢山の人に愛される漫画を描いた人だと思う。 あとりさんの「夏」の漫画は、私の中の理想の夏でもあって、毎年夏に読み返してて。 信じられない…信じたく無い。これからまだ、大好きになれる作品を、描いてくれるんだと思ってた。少しずつ少しずつ、描いてくれるんだと。 なんか、心にぽっかり穴が空いたようです。涙も止まらない。 本当に、大好きな漫画家さんです。 今まで素敵な作品を、ありがとうございました。 御冥福を、お祈りします。本当に、ありがとうございました。
新書館さんのサイトによれば、9月にコミックス未収録の漫画と、画集を発売するそうです。 最後の作品………待ち遠しいような、それが来てしまったら、本当に認めないといけなくなるからあまりきて欲しくないと思うような……。 でも、楽しみです。
夏に、空へ還った人へ この写真を捧げます。
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