恐れずに
美容院で髪を切った後、肩や首の凝りをほぐしてくれる。
これだけ凝ってる人は久しぶりですね。
そろそろ限界かな。
痛いのを通り越して、重い。
近くでマッサージしてくれるところはたくさんある。
たくさんありすぎて、どこに行けばいいかわからないほど。
どこにしようかずっと迷いながら、自分でストレッチをして誤魔化していた。
美容院での一言で、勢いをつけて、ハズレてもいいとマッサージの店に入った。
どこを重点的にしましょうと最初に聞かれ、肩と腰をお願いした。
こんなになるまで、いつも我慢してるんですか?
どんなことになってるのか私にはわからないけれど、普通じゃないらしい。
肩は少々力を入れても感じないほど、ガチガチ。
反対に腰は、その5分の1でも飛び上がるほど痛い。
マッサージしながら業界裏話をしてくれた。
マッサージの免許を持っていない人を雇う店は、
「マッサージ」の文字を使えない。
だから「癒しの空間」「リラクゼーション」と書くそうだ。
「癒し」を売りにしたり、連呼するのは胡散臭いということだ。
だけど免許が無い、つまり専門学校で学んでいない人でも
技術がある人もいるらしい。
知識は無くても実技は得意って、わかる気がする。
昔、無資格のカリスマ美容師もいたことだし。
資格があっても、事故は起こる。
だから損害保険に加入する。
加入できなくて、事故を起こし、裁判沙汰になる人もいる。
だけどね、みんな貧乏だから支払えないんだよね。
怖い話だ。
自分の起こしたトラブルなのに、ない袖は振れないと開き直る。
そして、騒ぎがおさまると、別の場所でまたそ知らぬ顔をして再開する。
されたほうは、疲れて諦めるか、どこまでも食い下がるか。
現実も仮想現実も、人としてどう振舞うか。
ロンドンでの多発テロ。
地下鉄に乗るのが怖い。
自分は何もしていないのに、突然降りかかる人災や天災。
だけど部屋に篭っていても何も生まれない。
なるようになるさと外に出よう。
2005年07月09日(土)
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