2006年03月25日(土)
研修旅行です。
内容は寝ずのミーティングです。 一人ひとり自分の事業部の計画を練らされました。 それを鬼さんにプレゼンします。
出張とかがないつばさですから、確かにこうやって遠出をして仕事の話をしてると「仕事をしてる」気がします。 仕事の実感って言うか。
普段は仕事の実感がないわけではなく、重圧と旧態依然の中に埋没しそうになります。 注意をすれば言い訳しかしない部下で、言い訳が多いということは鬼さんを見ていれば一目瞭然で、抑えられないということです。
圧倒的な支配力がない。ついこの間まで同格の人達ですから、その意識がないのも当然。 怒ることではない分(鬼さんは怒りますが)ストレスがたまります。 こうすればよかったねというアドヴァイスにさえ保身の言い訳をする男をつばさは好きになれないからきつい態度になっていくのです。
男の癖に。
そんな気持ちが去来する。 それが自分の欠点とわかっていても、今まで打てば響くような人にしか会ったことがなかったから、この会社の言い訳体質にはうんざりする。
そして、その上に言い訳を積み重ねる自分もいる。 あー、めんどくせー。
だから岩盤浴で自分の体が深刻な事態になっていることも気づかなかったくらい凝り固まっているのです。
岩盤浴は生まれて初めて体験して、鬼さん絶賛です。健康には金かけてるからね。 なぜつばさが自分の健康状態に異変を感じたかというと。 岩盤浴って蒸し暑い部屋に横たわって熱を感じる健康法なわけですよ。 暑いんです。 10分もすると、男女がただ分けられた部屋の中で、「ん〜……」「あ〜……」と言う、変なうめき声が聞こえて、ぷっと吹いちゃいそうになるくらい汗をかき始めるわけです。
でも、つばさは20分経っても汗が出ない。
背中は硬い岩の上で痛むだけ。 しんどいばかりで、外なのか浴室なのかわからない程度。暑いのはわかるけど、汗が噴出さないのです。 これは……やヴぁい。
自分の体の中に深刻な冷えがたまっているのを自覚したので、風呂を増やす決意をしたのでした。
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