青葉のころに吹くやや強い風
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2005年08月04日(木) キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!  iTunes Music Store Japan!

iTunes Music Store Japan 始動!

昼休みにネットニュース見てて小躍りしたよ!
iPod買っててよかった!!!!ジョブズありがとう!!!!
・・・まぁ私が聴く曲ってのはあまり配信されそうにない曲が多いけど(笑)
それでも欲しい楽曲はありましたので今後大いに利用させてもらうことになるでしょう。

てかアルバム1枚が安い!綾戸智絵のアルバムで1500円とかあったぞ。
なにか綾戸のアルバムで聴きたいのある?>睦月
リクエストあればiPodに落としますよー

***

暑中見舞い用の葉書は買いましたが、
恩師への文面を考えていたら結局こんな時間・・・
そして1枚も葉書は書けず・・・orz

恩師への葉書は後回しにして、
明日は大学時代の友人とか先輩とかにしたためようと思います。
え?類友??
・・・・ネタ絵を頑張るつもりです。つもり。

***





 五嶋龍 『Ryu Goto』







クラシック好きの人で、彼を知らない人っているんだろうか。
(いやいるかもしれないけど)
大ヴァイオリニストと呼んでいいだろう五嶋みどりを姉に持つ、
弱冠17歳のヴァイオリニストです。
最早その「五嶋みどりの弟」って呼称は必要ないですけれど。
五嶋みどりさんが「天才」という呼称を必要としないようにね。
(みどりさんの演奏はホントすごいよ・・・・!!!!
 私は日本人女性ヴァイオリニストの最高峰だと思ってます)

龍君は小さい頃から時々マスコミに登場してましたから、
きっとご存知の方も多いと思います。

『母と神童』という本を読んでいたので龍君の存在は随分前から知っていたんですが、
意外にもこれがCDデビューになんですね。
もうとっくの昔にCD出してると思ってたよ・・・・orz
Amazonの新譜情報で知って、即行注文→本日到着しました。
いま早速流してます。

学生時分、彼のコンサートに行きたかったものだけど、
チケットは即座に売り切れてたから行こうにも行けなかったなぁ・・・(涙)
ま、余談ですが。

で、CDよ。


すごいよ。


実は一昨日CD屋にふらっと入ったら、店内BGMで流れてて(涙)
自宅で心を落ち着かせてゆっくり聴きたかったのに!
何の心構えもなく聴いてしまった(T△T)

でもね、「現在BGMはこれですよ〜」って掲示を見なければ
流れている演奏が龍君のものだとは当然わからないわけですが、
掲示を見る前から「なんか凄い演奏だな」って思ったんです。
いやホント。
時折鳥肌が立つくらい。

そりゃ演奏の精密さで言えば、お姉さんであるみどりさんの方が上ですが、
(やっぱり音の質というか奏法というか、
 なんとなく“血のつながり”みたいなものを二人の演奏に聴いてしまうので
 無意識に記憶にあるみどりさんの音と重ねて、
 違うところがあると引っ掛かりを感じてしまうのだと思われる。
 誰かと比べてどうこう、ってのはナンセンスな話ですけれども)
なんだろうなー、聴いていると景色が見える気がするんだ。

演奏の、表現の、音の幅が広いんだろうな。
広大な大地に音が響き渡っていくような、そんなスケールの大きい演奏だと思います。
(大家、と呼ばれる人は皆そうだなぁと思う。スケールが大きい。
 もちろんみどりさんもめっちゃスケール大きい人です)

『ラ・カンパネラ』なんて本当にぞくぞくした。

高音部、ちょっと音がずれることもあるんです。
でもそんな細かいことはいいんですよ。問題じゃないんですよ。
“音を楽しんでいる”感じなんですね。
この演奏技術を身につけるには、
物っっっっっっっっっっっっっっっっっっ凄い努力があったはずなのに、
それでも「楽しいな」って聴く人に思わせてくれる。

実際龍君は、
「ヴァイオリンやめたいと思ったこと?何十億回もありますよ
って言ったことがあるみたい。
姉のみどりさんもそうだったらしい・・・・orz
だけどやめなかった。
お母さんの節さんのスパルタもあったからかもしれないけど、
でもきっとそれだけじゃない。

みどりさんも龍君も「天才ヴァイオリニスト」って言われてましたが、
天才、つまり天賦の才ってのは、
努力をしなくても楽々弾けちゃう人って意味じゃない。
(てかちょっと脇道逸れるけど、
 クラシック業界は「天才○○ニスト」とかいう煽り文句、
 止めた方がいいと思うんですけど。
 あれは絶対本人のためにならないよ。うん。
 そりゃ販促効果はあるだろうけどさ)

「天賦の才」は、

「どんなことがあっても
 やめない、諦めない、向き合う、努力する、そして好きでいる才能」

なのだと思う。
そしてそうだとすると、
間違いなくこの2人の姉弟は天賦の才を与えられた人なんだなぁ、
と思います。 

そんな人たちの演奏を聴くと、
楽しく思うのと同時に身が引き締まる思いです。
ひとつのことに向かう真摯な姿勢を見習いたい。


いろいろと御託を並べ立てましたが(笑)
とにかく素晴らしい演奏だと思います。
興味のある方は是非試聴だけでもしてみてください。

私にとっては今年のクラシック部門ベストアルバムだー♪

***

地元の友人とメールしました。

彼女のことは嫌いじゃないけど、
でも相変わらずメル友(男)の話ばっかり。

別に否定はしませんけれど、色恋の話しか話すことがないって、
ひどくつまらないように思う。

まー私みたいに色恋の「い」の字もない女に
彼女だって言われたくないだろうけどね。





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