青葉のころに吹くやや強い風
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2005年06月15日(水) 寝不足で頭が働かない。

打ち合わせ中に記憶がなくなりかけました。
いかんいかん。

***

とりあえずパーマかけてみました。

んーずっと伸ばしっぱなしにしていたので、
そろそろ揃えようかな、と思ったのが発端で、
オケで一緒の女子大生が緩いウェーブパーマをかけていて、
いいな〜と思っていたことを思い出し、
「んじゃパーマでも」と短絡的に考えたのが原因。

思ってたよりも細かいウェーブで、
ちょっとイメージとは違う出来なんですが、
まぁパーマってかけた直後は絶対気に入らないもんだし。
(と、どこかで聞いた。間違ってないよな)

しかし、単なる寝起きのボサボサ頭に見えるのは何故。

本当は長年お世話になっているプラ●タン銀座に入ってる、
某美容室に行きたかったんだけどね。
しかも私の担当者は月末で退職してしまう・・・・!!!
(おめでたかなぁ???もしくは独立するんだと思う)
ううう、東京行きたかった・・・けど、どうしても算段つかなくて。
せめて今までのお礼の葉書くらい出そうと思っています。

***

このところ容姿ネタで傷つくことが多い。
多いってほどでもないけど、なんか最近頻発してる気がする。

今日の夕方、課長が帰省の土産に買ってきた人形焼を、
昨日の午後早退した係長Bにあげようとしました。
(注:私には係長が二人いて、
   A係長は新人のときからの直属の上司で、
   B係長は昨年からの上司で仕事内容は違います)

課「やるよ(係長に放り投げる)」
B「私はいいですよー 青嵐にあげてくださいよ(放って返す)」
課「あいつには昨日あげてるし。ほら(また放る)」
B「いやいや。青嵐、やるよー(と言って私に放る)」

私が人形焼を受け止めた瞬間、

課「だめだよあいつにやっちゃ。太るから」


ぶちっ。(なにかがキレる音)


即行で課長に放り返すワタクシ。

「今後一切(呑みに)行きませんから」

と、どこかがキレた状態で断言すると、
まぁB係長を初め、まわりは失笑っちゅーか苦笑で済んでたんですが。

私がブチ切れたことを悟ったA係長の表情は引きつり、
かたや逆鱗に触れてしまったことを無意識に感じ取り、
「冗談で言ったのに・・・」
と呟く課長。

A係長は、
過去私が入社3ヶ月目で当時の所長と前任課長に対し、
酔った勢いで組織と私の処遇に対する不満をぶちまけたのを目の前で見ていた、
とゆーご経験をお持ちなので、ひょっとしたらそれが脳裏に蘇ってたのかもしれません。
「あ、こいつ相当怒っとる」みたいな。

で。課長。

うん、確かに冗談だったんでしょう。

でも冗談なら何を言ってもいいというわけじゃないし、
いつも笑って済ませてるから構わない、

ってものでは断じてない。

教室に爆弾投げ込んだ少年は、
同級生からイジメの発言を受けても黙っていたそうですが、
黙ってるからといって「あいつにはこれくらい言ってもいいんだ」
と思ったら大間違いです。

まぁ以前からセクハラ発言に加えてそういうのもあったよ。
太るぞとかよく食うなぁとか。
「禿で腹が突き出てるアンタに言われたくないよ」
と思ったことは今まではありませんでしたが、
(ホント思ったことすら無かったよ。
 私は他人の容姿に関しては誉め言葉しか言わないようにしているし、
 それ以前に他人の外見についてどうこう思わないように努めている)

今日は喉元まで出かかったね。

人間我が身を守ろうとすると、
「攻撃は最大の防御」作戦に出るんですかね(笑顔)

それを上司に対して失礼だというのなら、
「太るから」「冗談だったのに」という台詞は
私という個人および自分の部下に対して大変失礼な話だ。
ぶっちゃけブチ切れた頭で「出るとこ出たろか??」と思ったくらい。
裁判になったらたぶん私勝てるぞ。

ま、終業時刻間近だったこともあるんですが、
退社するまで一切口をきかず、
美容室の予約をしていることを思い出したのもあって、
課長が席を立ったときにさくっと帰ってきました。

明日何事もなかったかのように話すつもりはないし、
(髪型激変したから何か言われるだろうし
 あからさまに無視とかそゆことはしないけど。
 ↑やってしまったらそれはオトナとしてどうよという話)
宣言どおり課長と呑みに行くことは少なくとも今後数ヶ月は無いでしょう。
お金もないしちょうどいいや。

半世紀生きた人が部下の小娘に頭下げるとも思えませんし。
(下げたところで簡単に許す気も無いが)

なんかこう、言葉に気を使わない人って嫌です。苦手だ。

課長はいいひとだと思っていたのですが。
このところ評価がマイナスになりつつあります。
残念だけど仕方ないよな。

***

さて現在『若い読者のための短編小説案内』by村上春樹を読んでいます。
読んだこと無いと思ってたんですが、

・・・・過去サトウ君(仮)に借りて読んだわコレ。orz

ということを思い出して軽く凹みました。
同時に、彼が日頃主張していたことのいくつかが、
この村上春樹の見解だったことに気づいて軽く苦笑しました。
(ひょっとしたら記憶違いで、
 彼は「村上春樹はこう言っている」と話してくれただけ、
 だったのかもしれないけど。
 いずれにせよ彼にとって「村上春樹」はとても大きい存在なんだな、
 と改めて認識。・・・したところで何も無いんだけど)

ああ、あとサトウ君が
「この短編はいいよ」
って薦めてくれたのが前掲の本で挙げられてる短編でした。実は。
私はずーっと彼が乱読している中で、
自分で発見して自分で好きになった短編だと思っていたのですが。
そうじゃなかったんだろうな。と思う。
多分この『短編小説案内』で存在を知って、
そして読んでみて気に入った、ということでしょう。

その短編の存在を知るきっかけなんて何でもいいわけで、
要は「そして読んでどう感じたか」なんだけど。
でも私は「彼自身が発掘して好きになった作品」だとばかり思っていたので、
ちょっと裏切られたような、そんな気分になりました。
いやサトウ君は全然悪くないんだけどね。
つーかそんなのいい迷惑だと思うんだけどね。



村上春樹の作品を読み返すと、
時々私の過去がくっついてくるようです。




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