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SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
最初、このニュースを聞いた時に、また育児放棄のしょうもない母親がいると思った。でも、昨日の読売新聞で、この家庭の状況を読んで、なんだかとても切なくなった。 24歳の母親は、はたちのときに両親に結婚を反対されて家を出て、その後子供を産んだ。去年には父親が出ていき、一人で男の子を育てていた。昼間は子供の面倒を見、子供を寝かしつけた後、時給がよいので夜10時から朝の4時まで調理のパートに出ていた。何とか一人でもやっていけるようになったし、一日くらい骨休みがしたくてスノボに出かけた。男の子は検診も予防接種もきちんと受けていて、身長体重も標準だった、という記事。 幼児を一日中放ってスノボに行くという行為は、どんな理由があったとしても許されない。 でも、でもね。 昼間、子供の面倒を見るだけでも重労働なのに、その後深夜のパートに出て(ただ、当初はおそらくやむを得ず子供を残して働きに出たと思うけれども、このことが長時間子供を一人にしても抵抗がなかった原因になったのではとも推測される)。事件が起こらなかったとしても、この事実だけでかなりのショックだ。2歳児の子供を深夜残して、働きに行かなくてはならないという生活状況。夜、男の子が目を覚ましても、家の中には誰もいない。男の子は、怖かったり、母親を探したりして泣かなかっただろうか。そう想像しただけで、さくらさんは泣けてくる。 誰も子供を預かってもくれず、面倒も見てくれず、たった一人でお金を稼いで、育児をして。それは、どんなに大変なことだったろう。毎日毎日息つく間もなく働いて、それこそ寝る暇もくて。だから、一人で遊びに行きたくなる気持ちだって、分かる。 さくらなんて、日々の糧はシロクマが得てきて、お気楽満載生活のはずなのに(夜だってドラゴンと一緒に11時間睡眠とかたまにしてる)、それだってドラゴンの面倒を見る事に息が詰まる時がある。この前の日記に書いたように、たった数時間、ドラゴンから解放されて一人で出かけるという事が、とてもとても新鮮で楽しいことなのだから。 それは、ドラゴンがいらないという事とは違う。 ドラゴンがどんなに可愛くても、いつもと違う事をして気分転換をするという事は、精神にはプラスになるのだ。 だからね、切ないのだよ。 子供と生活するために、必死だった母親に。 誰か、子供を預かってくれるような知り合いはいなかったのだろうかと。 長時間のスノボは無理でも、ほんの半日くらいでも。誰かが預かってくれたなら、この子はたった一人で、母親の帰りを待っている間に死ななくてすんだのに。 母親が、必死で子供と一緒に暮らそうとしていた事が記事から伺えるから。 より一層、母親の浅はかな行為と、周りに助けがなかった事が悔やまれる。何かが少し違っただけで、こんな悲しい事件は起こらなかったかも知れないのだから。 天国で、この男の子が一人で淋しくありませんように。
AOISAKURA
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