SAKURA'S STUDY DIARY

さくらのきままな毎日

一日一読一書

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自己嫌悪なので 2006年12月21日(木)
たった今、お買い物から帰ってきた。
自己嫌悪。なので、体から毒素を抜くために、書く。
(こういう日記の使い方って、久々やねぇ)

都会のおっきなデパートの買い物客満載のエレベータで、人が乗り込むのに「閉」ボタンを連打するおじさんがいて。何人も人が挟まっては扉が開くのね。それを、後ろに立っていて見ていたさくらさんは、思わず、
「なんで閉まるボタンを押すんですか? 開けるボタンでしょ?」
と言ってしまったのだ。冷徹に。
変に注意したらこっちが危ないかも、と一瞬思った。で、私の自己防衛本能は、そんな風に「厳正に対処」の方に働いたらしい。
小学生の女の子を連れたおじさんは、一瞬こっちをにらんだけど、「何ですか?」とこれまたさくらさんにきっぱり言われて、二度と振り返らなかった。

エレベータを下りたのはさくらさんが先。
一瞬、追いかけられるかも? と思ったけど、おじさんは降りてこなかった。
それで緊張が解けたさくらさんは、なんで怖い思いまでしてあんな風に言ったんだろう、と気がついてしまったのだ。そして、自己嫌悪。

言ってしまったこと自体は、悪いことだとは思ってない。そりゃ、こういうご時世だけど、言わなきゃいけないことだってあると思うから。
だって、実際人が挟まりかけたり、何度も人にぶつかって扉が戻っている。それに、そのおじさんがもし急いでいたのなら、そんな風に「閉」ボタンを押すよりも、「開」ボタンを押し続けた方が、早いもの。おじさんのしていたことは、危ない上に無駄なことだから。しかも、子供の前で。

でもね、言い方はまずかったと思う。
ドラゴンを連れていたわけだし、注意されていきなりキレる人も多いのだから、その辺の配慮はするべきだったと。
きっぱりはっきりと、冷静に言ったことは、間違いじゃない。相手より強く出るのも一つの方法だ。
実際、最初はもっと虚勢を張るなら関西弁だったな、と思ったのだけど、そうではなくて。そりゃ、東京の人に関西弁の怖い声で、「何であんた閉まるやねん! 開けるやろ!」と言ったらめっちゃ効くと思うけど。ふつうのオトナはまず黙るね。
でも、もっとうまいやり方があったじゃないかと気がついたのだ。「おっちゃん、何で閉まるやの? 開けるボタンそっちちゃうで?」と火垂るの墓のせっちゃん風に言ったら、とげとげしい空気が私とおじさんの間には生まれなかっただろう。すなわち、言っておきながら私もびくついたりしなくてすんだかもしれない。

方言には力がある。
共通語で言ったら、厳しくて業務的に聞こえることも、イントネーションをちょっといじるだけで柔らかくなる。
特に、関東人にとっての関西弁(そのほとんどは大阪弁)というのは、テレビの力もあって、めちゃくちゃ影響力がある。しかも、きっついのも柔らかいのも、両方の使い方ができる便利な響きだ。
さくらさんの出身地の方言はきつい。よその人が聞いたら、ふつうに話していたもけんかをしていると思うこともあるだろう。
私はせっかく西の土地に行って、えせとはいえなんとなくはしゃべれるくらいになったのだから、うまい具合に使い分けたいと思った。
まあ、やんわり京ことばで言いつつ目が笑ってなかったりしたら、いっちばん怖いと思うけどね!

そういうわけで、今日の自己嫌悪、吐き出し終了。

 


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