SAKURA'S STUDY DIARY

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今年の反省その1――古典 2004年12月28日(火)
年末になって、もう1年も終わりだな、と思うと。
心の奥底から、ゆっくりと首をもたげてくる「今年の反省」な気持ち。後悔にも似たその気持ちは、吐き出さねばすっきりしないし、本人のためにもならないので、急遽、今年の反省シリーズ(とはいえ、来年も同じことを書いている可能性は高いよな……)。

その1、古典サイト。
今年は全然更新できなかった。更新したとしても、現代語訳はまだいいとしても、用語集や本文中に出てくる地名などの解説はかなりいい加減な仕上がりになってしまった。

実は最近、とあるサイトさんからリンクしましたのお知らせを受けて、そこで恥ずかしいくらいの紹介文を書いていただいて、考えてしまったのだ。
今の別邸サイトの状態は、胸張ってリンクしてもらえる物ではないよな、と。

じゃあ本邸の方はどうやねん? と言われると苦笑するしかないのだけど。
私の本邸と別邸の捉え方というのは全然違う。
本邸はまさに本邸で、あるだけで意味がある。あそこは私のWEBでの居場所だから、例え数ヶ月凍ったままでも、なくては困るのだ(だからといって放っている訳じゃないのだけどさ……)。私がインターネットと縁を切らない限り、形を変えたり、住所を変えたりすることはあっても、本邸は存在するだろう。

でも、別邸は違う。
別邸は「古典を訳す、用語集をつける」という目的のためのサイトなので、それが出来なければ存在する意味はあんまりない。ゴールが設定されており、それに向かって邁進するサイト。言い換えれば、ゴールするまでは地道な作業が必要で、ゴールしてしまえばそれ以降は放置できるサイトなのだ。

でも、そのゴールに向かって歩みが今年は全く出来なかった。
とうことは、別邸の存在意義がかなりないがしろにされていたという訳で。
これは、本当にまずかった今年の最大の反省点。

何でそうなってしまったかと言えば、言い訳になるのだけど、これはひとつに、今年が「お引っ越しイヤー」だったせいがある。今年は5ヶ月地の国、2ヶ月日本、5ヶ月油の国と渡り歩いた。
生活環境が変われば生活習慣も変わるもので、せっかく「日常的に作業する」という領域に達していた古典の作業が、日課から脱落してしまってそのまんま。時折気がついたように作業をするのだけど、だからあんな内容に(涙)。

と言うわけで、来年は揺るぎない日課にしようと思う。
月一で枕と大鏡の交互更新というペースは自分にとってやりやすかったので、せめてそのペースには戻したい。

 


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