ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年05月04日(木) 悲しくてたまらない

曇り日。午後僅かに陽射しがあったものの夕方にはまた曇る。

明日はどうやら雨になりそうである。

GWなど関係ないと言いながら家に籠っていたけれど

さすがに退屈になり今日は少し出掛けていた。

とはいえ観光地は避けなければならず近場の土佐清水市まで。

県外ナンバーの車が多く見られたが道路は比較的空いていた。


例の如くで土佐清水市内でほか弁を買い求める。

もちろん大好物の「とりソバ」であった。

とり弁セールをやっていたがとり弁だけでは物足らない。

やはり甘辛いソースの焼きそばが無くてはならなかった。


「ジョン万次郎記念館」の近くの港でほか弁を食べる。

周りには大勢の釣り客が居てのどかに釣り糸を垂れていた。

家族連れも居てめいちゃんによく似た女の子も見つける。

家族旅行も良いのかもしれないが近場で釣りもまた良いものである。


竜串方面へと向かい水族館の混雑ぶりを横目で確かめながら帰る。

駐車場はほぼ満車状態だった。今こそ書き入れ時なのだ。


下川口から県道の山道へ入る。昔ツガニ漁をしていた川があり懐かしい。

かれこれ40年も昔のことで私達夫婦も随分と若かった。

幼子を抱えよく生計が成り立ったものだと今更ながら不思議に思う。

貧乏には違いなかったがそれが苦しかった記憶は殆どなかった。


山道は延光寺に続く遍路道にもなっており二人連れのお遍路さんに会う。

なんと外国人のカップルであった。にっこりと会釈を交わし合う。

山深い寂しい道も二人なら心強いだろうと思った。


あたりの新緑が目に沁みる。今日は「みどりの日」だったのだ。





計画禁煙も二日目。今日も一本の吸殻さえ見つけられなかった。

それに比例するように禁断症状が薄れていく。

だからそれは子豚にとって有難いことなのではないだろうか。

とにかく禁断症状さえ無くなればきっと楽になるのに違いない。

あと三日の猶予がある。けれどもまだ子豚の吐息を感じている。

なんとしても息の根を止めなければならないが憐れにも思えて来る。

今生の別れをするにはあまりにも未練があり過ぎる気もしているのだ。


とにかくあと三日耐えてみよう。死ぬか生きるかだ。


感傷的になっている場合ではないのかもしれないけれど

私はもし子豚を殺すことが出来ても悲しくてたまらないのかもしれない。


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