ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年03月30日(木) ずるい子豚

朝方はまだ肌寒い日が続いており暖房のお世話になっている。

夜が明けるなり洗濯物を干しているが上着が必要だった。

そんな寒さももう少しの辛抱だろう。4月も目前となった。


午後、仕事で宿毛市へ向かう途中の県道沿いの桜並木が見事である。

平日にも関わらずお花見客が多く見られた。

家族連れや女性ばかりのグループ等それぞれにお弁当を広げている。

見ているだけでほっこりと心が和む微笑ましい光景であった。


以前は私も車を停めて桜並木の道を歩いたものだった。

杖をつきながら歩けないこともないがやはり躊躇ってしまう。

元々行動力は少ない方だったが今は全く無いと言っても良いだろう。

出来ていたことが出来なくなる。すでに諦めているのかもしれない。



仕事を終えてスーパーで買物をしていたら久しぶりに友人に会った。

アマチュア写真家でもある彼女の行動力には頭が下がるばかりである。

同じ年ではあるが溌溂とした彼女は私よりもずっと若々しい。

けれどもうらやましいとは思わなかった。あくまでも私は私なのだ。

これからも出来ないことがどんどん増えるかもしれないけれど

私は私なりに出来ることを大切に育んでいきたいと思っている。





今夜もまた子豚の話で申し訳ない。

実はもう私自身でではどうすることも出来なくなってしまった。

自制心が全く無いのだ。罪を罪とも思わなくなっている。

同僚が買い与えてくれた煙草は午前中で空っぽになってしまったのだ。

じゃあ午後は我慢するのかと思えばそれも出来ない。

同僚が煙草の箱を見せびらかし「欲しいか、欲しいか」と言う。

その時私は咄嗟に「ニャオー」と鳴いてしまった。

看板猫のみい太の真似をしたつもりだったが子豚のくせに馬鹿なのだ。

すぐに間違いに気づき「ブウブウ」と鳴いたがもう後の祭りであったか。

明日の朝になってみないと分からない。同僚の判断次第である。


出来ればもう煙草は与えないで欲しいのだが優しい同僚のことだ

仕事を終えてからコンビニに走ったかもしれない。



子豚はずるいのだ。他人の善意を利用しようとしている。

有難迷惑そうな顔をしながら実はほくそ笑んでいるのであった。


いつかは決着がつくであろうか。完全禁煙までの道のりは遠いのか。


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