ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年12月22日(水) 柚子の木と蜜柑の木

今日は冬至。最高気温が18℃まで上がりぽかぽか日和となる。

明日から少しずつ日が伸びて来る。春はまだ遠いけれど

季節は確実に春に向かっているのだろう。

終らない冬はない。もうしばらく冬と付き合っていこう。


柚子農家さんがお風呂にとまた柚子を届けてくれた。

柚子酢の上にお風呂まで気遣ってくれてありがたいこと。

今夜はほんのりと柚子の香るお風呂でゆっくりと温まった。


我が家にも柚子の木を植えてみたくなり先日から探しているけれど

ホームセンターでは見当たらず時季外れなのかもしれない。

昔は一条大祭などで植木市があったけれど今はどうなのろう。

もし見つけられたら一本だけでも買い求め植えてみたいものだ。

でも植えてから実をつけるまで数年待たなければいけないよう。

そのためには長生きをしなければならずそれも張り合いになる。

楽しみにしながら生き永らえるのまた良いのかもしれない。



母の生まれ育った実家は蜜柑農家であった。

30年位前までは祖父もまだ元気で蜜柑を栽培していたと記憶している。

家の離れに「蜜柑の部屋」があり収穫した蜜柑を寝かせてあった。

もちろん蜜柑畑もあったのだけれど今はもうその跡形も無い。

祖父が根こそぎ木を掘り起こしたとは考えられず

おそらく自然に枯れたかして消滅してしまったのだろう。

祖父は丹精込めて蜜柑を栽培していたのだと思う。

種類は違ってもそれは柚子農家さんと同じなのではないだろうか。


蜜柑の木は無くなってしまってもその味は今も忘れられない。

小粒で甘くてとても美味しかった。


それにしても木が枯れることが信じられない。

根さえあればいつまでも生き続けているように思えてならない。



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