2020年03月27日(金) |
僕がいなくなってもだいじょうぶ |
目覚めた頃にはぽつぽつだった雨がやがて本降りになる。
しばらくは青空に会えそうもなく菜種梅雨に入ったのだろうか。
3×9が27で今日は「さくらの日」なのだそう。
空が曇れば「花曇り」雨がふれば「桜雨」そんな日本語が好きだ。
今朝はめいちゃんと保育園へ。担任の保育士さんが転勤とのこと。
お世話になったお礼をと保育室の前まで一緒に行ったけれど
他のお母さんと熱心に会話をされていて割り込むわけにもいかない。
めいちゃんも少しとまどっていた。「おはよう」が言えない。
「おはよう」と言ってくれない。なんとも寂しい気持ちになる。
仕事で郵便局のÅTMに行っていたら局員のY君が私を見つけたのか
駐車場まで追いかけて来てくれて転勤になったことを知らせてくれた。
それも栄転で隣町の郵便局の局長さんになるのだそう。
思わず拍手をしていた。なんだか自分の息子のように嬉しい。
けれどももうY君に会えなくなるのかと思うとやっぱり寂しい。
「かんぽ生命」の係だった彼には母の入院の度にお世話になった。
いつも親身になってくれてどれほど助かったことだろう。
「僕がいなくなっても大丈夫」とちゃんと引継ぎもしてくれるそう。
郵便局の庭先の桜をしばし仰ぐ。花びらから落ちる雨の雫は
決して桜の涙ではないのだと思った。きらきらと光る希望のよう。
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