2020年03月12日(木) |
今は耐える時なのだろう |
寒の戻りなのか今朝は少し冷え込んでいたけれど
日中はたっぷりの陽射しが降りそそぎとても暖かくなる。
彼岸の入りも近くなり冬の名残もあと少しのことだろう。
娘がお休みだったのであやちゃんも学童をお休み。
めいちゃんも休みたくなったのだろう今朝はぐずぐず。
「おばあちゃんといく」と言いながら朝ごはんも食べない。
機嫌を取りながらしばらく待っていたけれど今度は
「おかあさんといく」と言い出してしまって
なんだか後ろ髪を引かれるような思いで家を出た朝のこと。
春の陽気に誘われて娘とあやちゃんはサイクリングに行っていたよう。
土手の道をずっと走って海が見える場所まで。
自転車が上手に乗れるようになって楽しくてたまらないようだ。
休校も良かったのかもしれないとふと思う。
ながいながい春休みを子供なりに楽しもうとしているのだろう。
仕事を終えて帰り道。無性に母に会いたくなってしまった。
コロナ騒動さえなければいつでも会いに行けるのだけれど
面会禁止になっているようでどうしようも出来なかった。
電話をしてもなかなか出てくれない。お願いだから出てと
先日は30回ほどコールしてやっと出てくれたのだった。
元気で変わりない様子にほっとしながら笑顔が目に浮かぶ。
会うことが叶ったら泣いてしまうかもしれないほど恋しい。
こんな気持ちになったのは初めてのことだった。
思うようにはならないこと。今は耐える時なのだろう。
ついついもがきたくもなるけれど辛抱しなければいけない。
春が来れば夏も来る。どうかどうか平和な世の中をと祈るばかり。
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