2019年11月21日(木) |
まっすぐに空を見上げる |
冷たい風が和らぎ過ごしやすい一日。
仕事の手を休めては外に出て陽射しを浴びる。
幼馴染の友のお母さんが亡くなった知らせ。
取り急ぎお悔やみに行っていた。
友が突然この世を去ってからもう2年。
春にはお父さんが亡くなったばかりだった。
老衰だとのこと天寿を全うしたとはいえ
残された家族はどんなにか寂しいことだろうか。
友のお姉さんも憔悴し切っていた。
危篤状態になってからずっと看病していたらしい。
昨日ふっと「もういいや」と思ったと言って
「私のせいで死んだのかも」と涙を流していた。
そうじゃないよ。最期を看取ってくれてどんなに嬉しかったことか。
お母さんの死に顔はなんとも安らかで微笑んでいるように見えた。
庭先には皇帝ダリアがまっすぐに空を仰いでいた。
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